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【公認会計士・税理士】必見!職務経歴書の書き方とQ&A

更新日:2024.08.15

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【公認会計士・税理士】必見!職務経歴書の書き方とQ&A

転職活動を始めるにあたって、多くの方が最初に戸惑うのが職務経歴書の書き方ではないでしょうか?

履歴書は比較的書きやすいですが、職務経歴書となると、そもそもどこから手を付ければよいのか・・・となりがちです。

しかし実際の所、採用側が書類選考において重視しているのは職務経歴書の方ですし、作成の工夫がしやすいのも職務経歴書の方です。そこで今回は、書類通過率をアップするための職務経歴書の書き方について説明していきます。

職務経歴書のサンプルも用意しておきますので、気になる方はぜひダウンロードしてみてくださいね。

職務経歴書のテンプレート(Word)を配布しています

職務経歴書(全般)サンプル

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職務経歴書(税理士)サンプル

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職務経歴書とは

職務経歴書の書き方に入る前に、職務経歴書の位置づけについて簡単におさらいしておきましょう。

職務経歴書とセットになるのが履歴書ですが、履歴書が本の表紙、職務経歴書が本の中身のようなものだと思ってください。

書類選考者は、まず履歴書を確認して興味を持ち、より具体にあなたのことを知るために職務経歴書を確認します。

履歴書は入社や退社といった内容が中心で、アピールできるポイントが限られている一方、職務経歴書は具体的な職務内容に触れることができるのでアピールがしやすいです。

そのため職務経歴書では「より具体的な情報の提示」が求められると同時に、「自分自身のアピールができる」ということを覚えておきましょう。

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職務経歴書の書き方:職務要約

最初に来るのは、目次代わりの「職務要約」です。

自分はどういった経験を持ち、どのような強みを持っているかなどを、3行程度で簡潔にまとめましょう。

大切なのは、客観的に自身の強みと関連する経験を記載することです。ここでしっかり興味を引くことができれば、後ろの経歴もしっかり読んでもらえます。

なお職務経歴書を作成する際には、先に本文の方を作り、最後に職務要約を作るのでも問題ありません。

職務経歴書の書き方:職務経歴

次に本文となる職務経歴の部分です。

ここで気になるのが、最新の経歴から書き始めるか、古い経歴から時系列で書いていくかです。

人事担当者は何年も前の職歴よりも、現在どのような仕事をしているかを重視しますので、直近の職歴から順に書いていく方が親切ではあります。ただし古い職歴から書いたからと言ってマイナスになることはなく、中身の方がよほど重要なので、作成者が書きやすいように書くのが一番です。

いずれにせよ、最も大切なのは直近の経験になります。

直近の会社の経歴が浅い場合は、そのひとつ前の職務経験を手厚く書きましょう。ここでは大きく、「ポジションと役割」「取り組んだことと実績」について記載していきます。

職務経歴の中身①:ポジションと役割

まずはタイトルとして、「20〇〇年○○月~現在○○社○○部マネージャー」といったように、ポジションとその期間を記載します。その中でまずは、どのような役割を担っていたかを書きましょう。

 

ここでの役割というのは、「申告書のレビュー」、「年次決算の取りまとめ」といった業務内容に加えて、「部下5名のチームのマネジメント」「インチャージ」といったマネジメントに関する要素も含みます。

履歴書同様、昇進などでポジションが変わっている場合、ポジションごとに書くのが良いです。

 

また役割の記載はできるだけ具体的にしましょう。

会計事務所で担当を持っていたとしたら、どんなクライアントを何社くらい担当していたのか、主担当なのかチームメンバーなのか、企業で経理を担当していたなら、どんな組織構成で自分はどのような部分を担っていたのか等、具体的に書きましょう。

職務経歴の中身②:取り組んだことと実績

ポジションと役割を記載した次に来るのは、その中で取り組んだことと実績です。

監査法人でのインチャージ経験のある人などであればそれだけで十分に強みとなりますが、多くの人の場合、役割だけで強みを十分に示すことは難しいでしょう。

 

そこで、自分の強みが示されるようなエピソードを書きます。

スタッフであれば、業務の中で行った工夫や、新たな取り組みなどについて、自分がどのようにかかわって実施したか、その結果としてどのような成果が上がったか書きましょう。

ここでいう成果は、定量的な効果に加え、ステークホルダーからどのように感謝されたか等も記載していきます。

 

マネジメントであれば、営業活動やメンバー育成、業務効率化等の中で、自身の強みに直結する要素を選んで記載していきましょう。

持っている資格によって具体的なイメージが変わってきますが、一旦クライアントワークをされている方と、自社の経理をされている方に分けて考えてみましょう。

 

クライアントワークをしている方であれば、「自分の専門性によってクライアントへの提案の幅が広がった」「オファリングを増やして新規の顧客を獲得した」「スタッフ育成により、当初5人のチームを10名以上のチームにした」「システム導入により一人当たりの生産性を改善した」といったテーマはわかりやすいです。

 

自社の経理をされている方であれば、「新たな制度・体制を構築した」「課題を特定して解決策を提案し業務効率が上がった」「メンバーを育成したことで内製化を行った」「新たな取り組みによって業務が高度化された」といったテーマが書きやすいです。

 

なお面接の場では、職務経歴書を見ながら実際の質問が行われます。

そのため、自身としてアピールしておきたい部分については、具体な内容も含めてしっかりと記載をしておき、面接官が質問をしてくれるように仕向けましょう。

最初に書く職務要約の部分も面接官が興味を持つポジションになるため、記載の工夫が必要です。

職務経歴書の書き方:その他

職務要約、職務経歴以外では、保有資格欄や自己PR欄を設けて記載をすることもあります。

ただし、保有資格・自己PR欄とも、履歴書とに多様な中身となってしまうため、履歴書で書ききれなかった自己PRなどがある際に作るようなイメージでよいと思います。

とはいえ、長々とPRを書いてしまうと、文章をまとめる力のない人だと思われてしまう危険があるので、あくまで簡潔にを心がけましょう。

よくある質問・Q&A

会社名だけでなく、会社概要も書くべきですか?

これまでやってきた職務の内容以外にも、それをどのくらいの規模の企業でやってきたか、どんな業種の企業でやってきたかというのも評価の対象になるため必要な項目です。一行程度で簡潔に書くと良いでしょう。

職務内容には担当していたクライアント情報を記載したほうがいいですか?

公認会計士・税理士・会計事務所勤務の場合は担当したクライアントの規模・業種なども重要な要素になります。

例えば、法人担当○社、業種○、売上○億円程度など、守秘義務に違反しない範囲で記入するのが良いでしょう。また、携わった案件の一例なども記載すると分かりやすいです。

経歴の中で特にアピールしたい部分はどのように書いたら良いでしょうか?

アピールしたい内容を簡潔にまとめて『職歴要約』の部分に記載するようにしましょう。
ただし、あくまでも職歴要約ですから、表記しきれない場合には一番最後の自己PRという項目に記載しましょう。

職務経歴書の分量はどのくらいが適切でしょうか?

通常、経歴・在籍会社の少ない方であれば、職務経歴書は全部でワードあるいはA4用紙2~3ページ、多い方でも4ページ程度に収めると読みやすくなります。

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