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会計事務所で必要な知識とは?効率的な勉強法も紹介!

更新日:2023.05.22

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遠くを見つめる女性

仕事をするうえで必要な知識や、持っていると役立つ知識があります。

もちろん会計事務所の仕事にも必要な知識が存在します。

より成果を出し評価を得るには、このような知識をつけることが重要。

どんな知識がに求められるのでしょうか。

この記事では会計事務所で必要な知識や、勉強法などを解説します。
会計事務所への転職を検討している方や、会計事務所でのスキルアップを目指す方はぜひご覧ください。

会計事務所で必要な知識

会計事務所で働くうえで必要な知識を紹介します。
会計事務所勤務を希望する方は、最低限押さえておきたいところです。

簿記の知識は必須

会計事務所で働くのであれば、簿記の知識は必須です。
業務の基本的な部分でも簿記の考え方を使うため、簿記についてまったく知らない状態では業務ができません。


一般的に簿記という言葉で指されるのは日商簿記検定です。
日商簿記検定は初級と3級~1級があり、1級がもっとも難しいです。

  • 初級は実務に通用するレベルではないため、3級以上の知識が求められます。
  • 2級を持っていると業務の幅がかなり広がり、多くの会計事務所で役立ちます。


3級・2級ともに数ヶ月ほどしっかり勉強すれば十分合格できる難易度です。

税法を使う場面も多い

やや複雑なクライアントの対応や申告書作成補助をするスタッフの場合、税法を使う場面も多くなります。
会計入力スタッフ程度であればそれほど税法には触れませんが、より多くの業務をおこなうためには税務知識も必要です。

 

税法は簿記とは違った難しさがありますが、実務で使うような内容であれば書籍などから独学で勉強できます。
税理士のような高い専門知識がなくとも税務業務は可能です。


スキルアップが目的であれば、まずは税法の実務書で勉強するのをおすすめします。

PCスキルが求められる

会計事務所の業務はPCでおこなうことがほとんどです。
そのためPCスキルが求められます。


PCスキルとはいえ、基本的な入力やMicrosoft Officeが最低限迎える程度で問題ありません。
会計ソフトの使い方などは入所してから使い方を覚えていきます。


PCを使った経験がほとんどない状態では、基礎的な部分を身につけることも容易ではありません。
基礎的なPCスキルは、入所前から身につけておくのが効率的です。
なるべくPCに触れる時間を増やすようにしましょう。

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知識を持つことによる会計事務所でのメリット

知識を持つことには、会計事務所で働くうえでさまざまなメリットがあります。
具体的なメリットを解説します。

キャリアアップにつながる

知識を持っていることで、キャリアアップにつながりやすいです。


会計事務所によっては、特定の資格の保有が昇格の条件となることがあります。
それだけではなく、高い専門知識を持つことで仕事の幅も広がるでしょう。


また知識は転職活動の際にも有用です。
キャリアアップのために転職活動をする際、知識を持っていることを証明できればスムーズに進みます。


効率的なキャリアアップのために、知識は非常に役立つはずです。

年収アップが期待できる

会計事務所で役立つ知識を持っていることで、年収アップが期待できます。


知識を持つ人は、専門性の高さや知識量を評価されます。
その評価は業務内容のほか、年収という形で反映されるでしょう。


また会計事務所によっては、資格手当制度を設けていることもあります。
特定の資格を保有していることで、年収が大きく変わる可能性があるのです。


知識をつければ評価され、結果として年収アップが期待できます。

自信や意欲もつく

知識を持つことは客観的な評価を得ることだけに役立つわけではありません。
自分にとっても、自信や意欲がつくという形で効果があります。


知識をつけるということは、そのために勉強など努力をしたということです。
努力をして結果を出したというのは大きな自信につながります。
もっと成果を出そうと意欲が強くなる可能性も見込めるでしょう。


知識をつけることでできる仕事が広がることも、自信や意欲につながります。


会計事務所で働くことに対する自信や意欲にも大いに影響することは間違いないです。

会計事務所に必要な知識を得る方法

会計事務所に必要な知識を得るためには、意識的な勉強や習慣が大切です。
会計事務所に必要な知識を得る方法を解説します。

関連する資格の勉強をする

特に効率的なのが、関連する資格の勉強です。
資格は会計事務所業務においてダイレクトに影響します。
知識を保有することを客観的に証明する手段としても非常に有用です。


会計事務所で役立つ資格例として以下が挙げられます。

  • 日商簿記検定(3級以上)
  • 税理士(科目合格でも可)
  • 社会保険労務士
  • TOEIC(グローバル関係の場合)

資格の勉強をすることで、会計事務所業務で必要な知識を効率良く身につけることができます。
そのうえ客観的な証明にもなるので、キャリアアップやクライアントからの信頼獲得などに有利です。


知識を身につけるために、まずは資格の勉強を進めることをおすすめします。

ビジネス関連のニュースに意識して目を通す

会計事務所で役立つ知識は、資格のような学問的なものばかりではありません。
ニュースなどの時事的な情報も活用されます。


会計事務所では、クライアントの業界に対する知識も有用です。
特にコンサルティング業務も請け負う場合は、業界への理解が必要不可欠です。
最近起きた出来事など、現況を掴む必要もあります。


時事的な情報はニュースなどで把握するのが効率的です。
テレビなどで情報を掴むこともできますが、より深い情報を得るにはビジネスニュース特化の媒体が適しています。


ビジネス関連のニュース、特に自身が担当するクライアントの業界については意識的に目を通すようにしましょう。

求められる知識について直接確認する

会計事務所によって求められる知識に相違があります。
たとえばグローバル展開をするクライアントが中心の場合、英語力などがあると有利です。
一方で英語をまったく使わない会計事務所であれば、せっかく語学力を身につけても生かしきれない可能性があります。


スキルアップなどの目的で勉強をするのであれば、どのような知識が求められるのかを直接確認するのが無難です。
その会計事務所で役立つ人になるため、より効率的に勉強が進められます。
予想していなかった知識が役立つ可能性もあります。


せっかく勉強した内容が発揮できないと、無駄とはいいませんがもったいないでしょう。
特定の会計事務所においてスキルアップを目的とするならば、必要な知識を上司などに直接確認するのがおすすめです。

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まとめ

仕事で活躍するためには、知識が必要不可欠です。
会計事務所で働くならば会計事務所に必要な知識を身につけましょう。


簿記の知識といった仕事に直結する必要最低限の知識のほか、スキルアップのために税法を学ぶのも効果的です。
仕事をするうえでPCスキルも欠かせないため、PCに慣れていない場合はまず触れる時間を確保する必要があります。


効率的に知識をつけるためには、勉強の方法ややるべきことについても把握が大切です。
仕事に直結する知識をスムーズにつけるためには資格の勉強、時事ネタなどを知るためにはビジネスニュースが効果的といえます。
無駄のない勉強を進めるために、上司などに相談して直接確認するのもおすすめです。


必要な知識を上手く身につけていき、会計事務所での仕事をより効率良く進めましょう。

Profile レックスアドバイザーズ

公認会計士・税理士等の有資格者をはじめとする会計人材専門特化した人材紹介会社。
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