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税理士事務所の服装は決まっているのでしょうか。
税理士というとスーツのような、かっちりしたイメージがあるかもしれません。
税理士事務所での一般的な服装について紹介します。
税理士事務所の服装
①税理士事務所で求められる服装
税理士事務所に限られたことではないですが、どの業種で働くにおいても、働くにあたりふさわしい服装があります。
税理士事務所で働くにあたり服装で重要なことは、顧客の印象を損ねないことでしょう。
そして税理士事務所に顧客が期待するものは、会計という会社にとって要となる部分について信頼のおけるサービスを受けることです。
そのサービス提供をするにあたり、顧客と交わす話題は、必然的に会社やその顧客のお金にまつわることが多くなります。
つまり、お金という重要で秘匿性のある情報も扱うことから、信頼感が抱かれる服装が税理士事務所では好ましいといえます。
基本的に、上記のイメージを踏まえていれば、税理士には制服や決まった正装はありません。
また、税理士事務所で働く人についても、制服のような決まった服装がない事務所がほとんどです。
事務所によって服装の規定があるところもありますので事前に確認しましょう。
②一般企業との違い
税理士業界としては、特に服装が決まっているわけではなく、一般企業に比べて比較的自由な事務所が多いようです。
事務所に来客がない日や、顧問先を訪問することが無い日の場合は、男女ともに比較的自由な服装をしていることが多いです。
しかし、税理士事務所に求められる服装のイメージとしては、清潔感や信頼感が求められます。
デザイン事務所のようなクリエイティブ系の企業ほどの自由さはないかもしれません。
清潔感があり、信頼されるイメージが出せる服装であれば、特に決まった服装はありません。
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男女別にみる税理士事務所の服装
①男性
男性の場合は、基本的にスーツが多いです。
外資系の税理士事務所の場合は、スーツの色は明るめの場合もあるようですが、一般的な中小の税理士事務所の場合は、暗めの落ち着いた色合いのスーツが多めです。
接客の際にはネクタイを着用することもありますが、夏の時期はかなりの猛暑になることもあり、クールビズが推奨されている税理士事務所も少なくないです。
クールビズ期間中は、事務所的にもお客様的にもネクタイ着用でなくても問題のない面談がほとんどでしょう。
また顧客との面会の際は基本的にスーツを着用します。
明るい色合いで印象に残るようなスーツよりも、あまり印象に残らなさそうな無難なスーツの方が好まれます。
いずれにしても極端な色合いやデザインでなければよく、あくまでも顧客に応じて自分たちはサポート役というスタンスで服装をあわせれば、大きくずれることはないと思います。
見た目でアピールするよりも、日々毎月の堅実な仕事ぶりが求められます。
②女性
女性の場合、服装はかなり自由なことが多いです。
髪型も清潔感があれば特に制限はないことが多いです。
ただし、受付や事務員として勤務する場合は、制服がある場合もあります。
心配であれば事務所に確認してみるといいでしょう。
女性の服装は、特に決まっていないとはいえ、派手な服装は避けた方がよいです。
なお女性の場合も、顧客と会うときは基本的にスーツですが、内勤だけの日の場合は、私服で構わないことが多いです。
ジャケットを着ていれば、中はワンピースでも、下はスカートでもパンツでも問題ありません。
女性の場合、髪型や髪の色も気になるところかもしれませんが、髪型についても、特に指定がないことが多いです。
しかし、髪の色も同様ですが、あまりにも目立つ、派手な色は避けたほうがいいかもしれません。
TPOにあわせた税理士事務所の服装
①所内での服装
税理士事務所での服装は、基本的にTPOに合わせた服装であれば、特に問題はありません。
逆に問題のある服装というと、あまりにも派手で悪目立ちしてしまう服装や、ジーンズなどのカジュアルすぎる服装が挙げられます。
税理士事務所は、服装によって個性を主張する場所ではないので、無難な色やデザインで、印象に残りにくいものの方が好まれます。
また、所内で行う作業については事務作業が多いので、作業着であるジーンズはTPOに合いません。
税理士事務所で働く際には、清潔感が重要です。
高価な服である必要はありませんが、しわがついていたり、ボロボロだと清潔感に欠けてみえてしまいます。
髪型なども清潔感を大事にしましょう。
②顧客に合わせた服装
内勤の日のためカジュアルな服装でも問題ないと出勤したものの、急に顧客がきてミーティングが入ってしまう、ということはよくあります。
そのため税理士事務所ではスーツを一着置いておくか、女性の場合であればジャケットとブラウスを一着ずつ用意しておき、事務所のロッカーなどに入れている人もいます。
その場合には結局使わずに季節に合わなくなってしまうことのないように、洋服の入れ替え時期にはロッカーを注意しておく必要があります。
税理士事務所に就職面接をする際の服装
①正社員
一部の税理士事務所を除いてスーツで行くのが基本です。
基本的に税理士の仕事は経営者を相手にする業務であることから、清潔感そして信頼感のある服装が基本です。
税理士事務所の面接の場合、ほぼ必ず所長との面談がありますが、多くの税理士事務所では比較的高齢なケースが多く、オフィスカジュアル等のラフな格好で行くと礼儀に欠いていると判断される可能性が高いため、指定がない限りスーツで行きましょう。
特に男性の場合はなおさら重要です。
なお、ベンチャー企業風の税理士事務所も存在しており、そうした事務所ではスーツでなくても問題ない場合があります。
そのような税理士事務所で面接を受ける際は、スーツでなくても問題ない可能性はありますが、オフィスカジュアル(ジャケパンスタイル等)ぐらいが無難です。
私服でもオフィスカジュアルでも問題ないと求人などで書いてあれば指示に従っていただいて問題ありません。
しかしながら短パンやサンダルなどあまりにもラフな格好はやめましょう。
なお、スーツを着用する際は、汚れやシワがないかきちんと確認しましょう。
そして髪の毛もしっかり正し、ちゃんとした格好で面接に臨みましょう。
②パート・アルバイト
最近は主婦の方のパート・アルバイト先として税理士事務所を選択される方も多いです。
税理士事務所は堅い業界だから、パート・アルバイトでも正装が求められるのではと思う方といるかもしれませんが一般的にパート・アルバイトの場合はスーツではなくオフィスカジュアルでも問題ないことが多いです。
なぜならばパート・アルバイトでの採用ということであれば、入力業務などの内勤であることが大半であるためです。
ただ対面での顧客対応が発生するケースにおいては、スーツでなくてもよいのですが、ジャケットは羽織っておいた方が無難かもしれません。
ごく稀に服装の指定がある場合もあるので、その場合はその事務所の指示に従ってください。
まとめ
税理士事務所では決まった服装はないことが多いですが、信頼感や清潔感が求められます。
それを意識したうえで各々の税理士事務所にあわせて服装を決めるとよいでしょう。
Profile レックスアドバイザーズ
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