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会計事務所の名刺に特徴はある?作成のポイントなども解説!

更新日:2023.05.19

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名刺交換のイメージ

自身の所属や役割を他者に伝えるうえで、名刺は非常に重要な意味を持ちます。
名刺によって印象が左右されることも珍しくありません。

そんな名刺ですが、業界や職種によってさまざまな特徴が見られます。
会計事務所の名刺にも、会計事務所ならではといえるポイントがあるケースが多いです。

この記事では会計事務所の名刺について解説します。
特徴や名刺デザインで押さえるべきポイント・印象に残りやすい名刺の例などを取り上げました。

会計事務所の名刺における特徴

まずは会計事務所の名刺に見られる特徴です。
事務所の色が出やすいため必ずしも当てはまるとは限りませんが、傾向としては強いものをここで挙げていきます。

ターゲット層に合わせたデザイン

会計事務所には幅広く対応するところもあれば、得意分野や専門に特化して運営を進めるところも存在します。
特定の分野に特化しておりターゲット層が明確な場合には、ターゲット層に合わせたデザインにすることがあります。

ターゲット層に合わせたデザインの主な例は以下の2種類です。

  • ターゲットの業界や傾向を連想させるデザイン
  • ターゲットに好かれやすいデザイン

連想させるデザインというのは、たとえば不動産業界の会計に強い会計事務所なら家などのイラストを入れるというものです。
好かれやすいデザインはターゲットの傾向に合わせて選びますが、こちらは幅が広く一概にはいえないため、それほど多くありません。

ターゲット層に合わせてデザインを決めるのは、よく見られる手法のひとつです。

事務所の特徴も表現

会計事務所の名刺では、事務所の特徴を表現することもあります。
ブランディングや規模拡大を目指す事務所ほど、この傾向が強いです。

名刺のデザインは会計事務所の印象に大きく影響します。
ロゴやフォント、色使いなどによって会計事務所の印象が決定することも多いです。
目指しているブランドイメージがある場合は、名刺デザインが非常に重要な役割を担います

名刺にはロゴやマークがプリントされるため、それらに合わせてデザインを作るケースもよく見られます。

税理士資格などは必ず明記

会計事務所職員の名刺には、税理士や会計士といった資格は明記が必要です。
ほかにも社会保険労務士や経営士・ファイナンシャルプランナーなど、職業にあたるような資格は名刺に記載されるケースが多いです。

一方で簿記検定やTOEICなど、知識レベルを証明するような資格は名刺に記載されません。
また先ほど紹介したような職業的な資格であっても、その会計事務所で使わない資格については省略されます。

職業関連で業務に関係する資格が、名刺に記載されると考えるのが確実です。

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会計事務所の名刺デザインで押さえるポイント

名刺は会計事務所の印象づけをするうえで大きな役割を持ちます。
そんな名刺のデザインを作る際に押さえるべきポイントを紹介します。

テーマカラーを使う

印象づけやブランディングにおいては、テーマカラーを使うのが有用です。
色は頭に残りやすく想起にも役立つため、事務所のイメージに合うテーマカラーを設定しましょう。

色によって連想するイメージは異なります。
赤は情熱や活動的、青は爽やかや知的、黄色は希望や明朗などが例です。
好みや過去の経験などによって受け取り方は変わりますが、色のイメージにはある程度の傾向があります。

まずはどのような会計事務所になりたいか、どのような印象をつけたいかを明確にしましょう。
テーマカラーを決定したら、その色を使った名刺デザインを進めます。

ロゴはわかりやすく頭に残りやすいものを

名刺に必ず記載するロゴも、想起や印象づけにおいて重要です。
ロゴを作るうえでのポイントは、わかりやすく頭に残りやすいという点です。

いくら自身が素敵なデザインと感じていても、他者にとってわかりにくいデザインでは良いものといえません。
印象に残りにくいデザインでも、想起につながりにくく効果が薄いです。
複雑になりすぎず、しかし印象づけができる程度にはインパクトが必要です。

今後に大きく影響するポイントですが、ロゴデザインを作るのは簡単ではありません。
デザイナーなどプロの力を借りるのも効果的です。

資格や所属などはわかりやすく

印象に残りやすい会計事務所の名刺例

名刺の大きな役割は、その人がどのような人物であるかを伝えることです。
そのため保有資格や所属などはわかりやすく記載する必要があります。

どこに配置すればわかりやすいかというのは、全体的なデザインによるため一概にはいえません。
しかしパッと見たときに少しでも引っかかるようなデザインの場合、他者が見たときはより違和感を覚えやすいでしょう。

いくつかデザイン案の候補を作り、比較検討して選ぶと安心です。

印象に残りやすい名刺には共通点や傾向が見られます。
具体的な例をいくつか紹介します。

色や雰囲気にまとまりがある

印象に残りやすい名刺は、色や雰囲気にまとまりがあることがほとんどです。
統一感があるため一目で印象が明確になり、そのまま記憶に残ります。

ひとつひとつのデザインが良いものであっても、まとまりがない名刺では記憶しにくくなってしまいます。
バランスが悪いと不信感や悪印象につながってしまうかもしれません。

印象に残りやすく良いデザインに仕上げるために、まずは色や雰囲気をまとめるよう意識しましょう

見やすいデザインに仕上がっている

全体的な統一感があっても、ごちゃごちゃしたわかりにくいデザインでは良い名刺とはいえません。
見やすいデザインという点も意識が必要です。

見やすい名刺というのは、資格や所属を含む情報がパッと見ただけでわかるようなデザインです。
文字が大きければ見やすいというわけでなく、配置や使用するフォントにも大きく影響されます。
またイラストやマークは印象付けに便利ですが、多すぎると見やすさが下がってしまう可能性が高いです。

名刺の見やすさというのは、ずっと見ている自身ではなかなか判断が難しいかもしれません。
こちらもデザイナーのような専門家、もしくは信頼できる他者に見せて意見をもらうと良い名刺デザインにしやすいです。

渡すときにも好印象を図るべき

名刺のデザインはもちろん重要ですが、渡すときにも注意が必要です。
事務所全体の印象は、名刺そのものだけでなく担当者の印象にも強く影響されます。
名刺を通して好印象を与えられる会計事務所は、名刺を渡すときも意識しているケースがほとんどです。

名刺を渡すときには、マナーを守ることももちろん求められます。
しかしそれ以上に大切なのが、誠実さや安心感などを得られるような雰囲気です。
浮かべている表情や声のトーンなどによって、相手が受ける印象が大きく変わります。

良い名刺であれば好印象につなげやすいですが、名刺を渡すときにイメージダウンを起こしてしまうと意味がありません。
名刺を渡すときも好印象を与えるため、表情や話し方などを意識しましょう

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まとめ

会計事務所の名刺にはよくみられる特徴というものが存在します。
良い印象を与えられる名刺は、必要なポイントや良いと思わせるコツをしっかり押さえています。

名刺で印象付けるためには、色や雰囲気などにまとまりをつけるのが効果的です。
ロゴデザインもイメージに大きく関わるため、妥協せずに考えましょう。
必要な情報をしっかり伝えられるよう、わかりやすいデザインにするのも大切です。

印象に残りやすい名刺の例を参考にするのも効果的です。
やはり統一感やわかりやすさというのは、好印象につながります。
名刺そのものだけでなく、渡すときにも好印象を与えられるよう注意しましょう。

会計事務所の名刺を作る・見る際には、今回紹介したようなポイントを意識するのがおすすめです。

Profile レックスアドバイザーズ

公認会計士・税理士等の有資格者をはじめとする会計人材専門特化した人材紹介会社。
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