転職お役立ち情報
職場でのモチベーション維持や高い満足度には、目標設定が非常に効果的です。
業務を通しての目標を決めることで、やりがいやメリハリが期待できます。
しかしやみくもに目標を決めては、目標達成の具体的なイメージ・目標を実現するための努力がしにくいです。
一度設定した目標を達成できないというのは、むしろモチベーションの低下につながってしまうため注意が必要です。
この記事では会計事務所で目標を立てることについて解説します。
目標を立てるメリットや目標例、目標達成のコツなどを取り上げました。
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会計事務所勤務で目標を立てるメリット
会計事務所に勤務する人が目標を立てるメリットを紹介します。
どのようなメリットがあるかを知ることで、目標設定に前向きになれる可能性が高いです。
やりがいにつながる
目標を立てることによる大きなメリットとして、やりがいにつながることが挙げられます。
やりがいはモチベーションの維持や、明るい気持ちでの業務などに効果的です。
目標がなく流されるように業務を進めていると、なかなかやりがいを得ることができません。
やりがいがないと自身の無価値感を覚えやすくなってしまい、自然と物足りなさや不満につながっていきます。
やりがいが与える影響は非常に大きいです。
そんなやりがいを簡単に得るために、目標は非常に効果が期待できます。
メリハリをつけやすい
快適な業務のためには、メリハリも重要です。
そんなメリハリをつけるためにも、目標設定は効果があります。
目標を設定することで、達成するために業務の進め方を改めて考えることになります。
すると力を入れるべきところや無駄なところなどが明確になるため、より効率的な業務が可能です。
結果としてメリハリをつけ、より力を入れるべきところを明確にできます。
メリハリがないと力を上手くコントロールできず、頑張りすぎもしくは手抜きにつながりやすくなってしまいます。
目標を設定して達成までの計画を立て、メリハリのある業務を実現しましょう。
難関業務へも挑戦しやすくなる
目標を設定することで、難関業務のようなレベルが高いものに挑戦しやすくなります。
その理由として、物事に対して積極的になれることが挙げられます。
いつかはやってみたいと考えている業務があっても、キッカケがなければ挑戦するのが難しいです。
しかしそのキッカケを自主的に作る方法が、目標設定です。
目標という形を作ることで、挑戦する理由や前向きになるキッカケができます。
新しいことへの挑戦は理由がないと難しく、難関業務であればその傾向はより強いです。
目標を立てて自身の希望を明確にすることで、前向きに挑戦するキッカケが作りやすくなります。
会計事務所勤務における目標例
目標を立てることにさまざまなメリットがあると紹介しましたが、どのような目標を設定するべきか悩んでしまう方もいるでしょう。
そこで会計事務所で有用な目標の例をいくつか紹介します。
年収アップを実現する
モチベーションや生活ランクのアップにつながりやすい目標例が、年収アップの実現です。
年収を上げるという目標は、必要な努力の把握がしやすいうえに成果がわかりやすく表れます。
会計事務所によっては、勤続年数が長くなれば自然と年収アップすることもあります。
しかし目標として設定するのであれば、自然に期待できる水準よりも高い目標年収を設定するのが効果的です。
努力が必要な目標でないと、やりがいなどの意味にはつながりません。
ただしあまりにも高い年収を目標として設定してしまうと、実現が難しすぎてモチベーションが下がってしまう危険があります。
努力が必要な目標値ではあるものの、実現が不可能ではないレベルで設定するのが大切です。
クライアントの満足度を上げる
クライアントの満足度を上げるというのも、会計事務所でよく見られる目標です。
満足度を高めることができれば良好な関係によって業務が進めやすくなり、事務所内での評価も期待できます。
ただしクライアントの満足度を上げるというだけでは、非常に曖昧で実際にやるべきことがわかりにくいです。
そのため目標をさらに細分化する必要があります。
お礼を受ける回数を増やす、クライアントに有益な情報をひとつは提供するなど、より具体的な目標も設定しましょう。
最終的な目標はクライアントの満足度を上げることです。
それを達成するため、より具体的で小さな目標も決めましょう。
独立できるくらいの実力を身につける
会計事務所で勤務する方には、税理士資格の勉強をしている人が多いです。
そのような人の中には、将来的に独立を目指す人が少なくありません。
すでに資格を持っているけれど、力を伸ばすために会計事務所で所属税理士として勤務する人もいます。
独立できるくらいの実力を身につけるという目標も、会計事務所でよく見られるもののひとつです。
将来的に独立開業がしやすい職業だからこそ、独立できるか否かは基準としやすいのです。
独立できるだけの高い実力を身につけたとしても、必ず独立しなければならないわけではありません。
しかしそれほどの実力を持っていれば、会計事務所で大いに活躍が期待できます。
会計事務所で目標達成するためには
確実に目標を達成するためには、注意点やコツを押さえておくのが大切です。
会計事務所で目標達成するために知っておきたいことを解説します。
目標までの達成度を数値化して確認する
せっかく目標を設定しても、自身の立ち位置がわからなければ改善や対策ができません。
設定した目標への達成度を数値化して確認することで、目標に対してどれほど近づけているかを認識できます。
数値化のためには、明確な基準の設定が必要です。
ミスをしてしまった回数や資格勉強の模擬試験で獲得した点数など、数値としてわかる情報を活用します。
そして目標とどれほどの距離があるかを判断します。
目標までの達成度を把握することは、モチベーション維持のために重要です。
目標達成に必要なタスクをリストアップする
目標達成をするためには、こなすべきタスクがあるはずです。
これらのタスクはリストアップし、わかりやすくする必要があります。
数あるタスクをリストアップすることで、やるべきことが明確になり効率化が期待できます。
タスクをこなすほど、目標へ近づいていることも実感できるでしょう。
目標達成を実現するためには、達成に必要なタスクをわかりやすくリストアップするのが効果的です。
必要に応じて転職も検討する
目標を達成するためには、必要な経験を積める環境が求められます。
もし今いる会計事務所で目標達成が難しければ、転職を検討するのもひとつの手段です。
目標というのは、今いる会計事務所で達成しなければならないものではありません。
会計業界での勤務を通して、人生の中で実現したいものもあります。
そしてその目標を達成するために適した、今とは別の会計事務所が存在する可能性もあります。
転職というのは、キャリアアップや理想の実現において有用な方法です。
目標達成のために転職を検討するのもおすすめです。
まとめ
会計事務所で前向きに働くためには、ぜひ目標を設定するべきでしょう。
やりがいやメリハリなど、業務において欠かせない要素を得るうえで効果的です。
難関業務などへ挑戦するキッカケにもなり得ます。
より良い目標を設定するためには、目標例について知るのも効果的です。
どのような目標があるかを確認し参考にすることで、自身に合った目標が設定しやすくなります。
目標は設定して満足すれば良いものではなく、達成することが重要です。
目標を達成するための方法を知ることで、実現の可能性を高められます。
会計事務所で勤務するのであれば、ぜひポイントを押さえて目標を設定しましょう。
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