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公認会計士という職業・資格には、向いている人の特徴が存在します。
世の中には非常に多くの職業や資格が存在します。
快適に自分らしく働くには、自分に向いている職業や資格選びが効果的です。
向いている人以外は公認会計士を目指してはいけないのでしょうか。
逆に向いている人は何をするべきなのでしょうか。
この記事は公認会計士に向いている人というテーマでお話します。
公認会計士の適性や向き不向きでお悩みの方はぜひご覧ください。
公認会計士に向いている人の特徴
まずは公認会計士に向いている人と考えられる特徴です。
業務の内容や傾向から、適性を感じられる特徴をある程度分析できます。
正義感や責任感が強い人
正義感や責任感が強い人は、公認会計士に向いている人といえます。
公認会計士の業務には不正を見逃さず許容しない厳しさや、社会に影響を与える故の強い責任感が必要です。
公認会計士の主な業務である企業の法定監査は、企業の作成した財務諸表が適正かを監査し、意見を表明するものです。
不正や誤りがあれば甘い評価はしないという、正義感を持ったうえで業務を進める必要があります。
監査は監査対象の企業だけでなく社会に影響を与える可能性もあるため、非常に重要な業務という責任感も求められます。
会計や経営に興味がある人
公認会計士の業務や必要な知識は、会計や経営との関わりが深いです。
会計や経営に興味がある人は、公認会計士に向いてある人の可能性があります。
業務と密接に関わる分野について興味がないと、意欲や積極性が湧きにくくなってしまいます。
前向きな姿勢の維持が難しく、強い意志やモチベーション管理が必要でしょう。
適性と興味が必ずしも一致するとは限りません。
しかし、興味がある分野の方が取り組みやすいというのも事実です。
勉強が好き・苦痛に感じない人
公認会計士は資格取得まではもちろん、その後もかなりの勉強が求められます。
そのため勉強が好き、もしくは苦痛に感じない人の方が、公認会計士に向いているケースが多いです。
仕事で必ず求められる行動が苦手と感じる場合、その分ストレスが増えやすくなってしまいます。
苦手の克服ができるケースもありますが、強い理由がない限り避けた方が無難でしょう。
参考までに公認会計士の資格取得には、最低でも3,000時間前後の勉強が必要といわれています。
公認会計士試験合格に必要な勉強時間の長さは、数多くの資格がある中でもトップクラスです。
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公認会計士に向いている人以外は目指さない方が良い?
公認会計士に向いている人についてお話しましたが、当てはまらない人は目指さない方が良いのでしょうか。
向き不向きと目指すことの関係について考えます。
適性はあくまで基準のひとつ
結論から申し上げると、仕事や資格に対する適性はあくまで基準のひとつです。
向いている人に当てはまらないといって、それだけを理由に諦める必要はありません。
働きやすさというのは適性だけでなく、環境や考え方によっても大きく変わります。
向いている人に当てはまらないと考えられる場合でも、公認会計士として良い働き方ができる可能性は十分にあるのです。
逆に一見するた公認会計士に向いている人でも、実際は思ったよりそうでもないケースもあります。
向いている人と考えられる特徴をいくつか紹介しましたが、あくまで基準のひとつとして押さえるのが安心です。
明確な目標があるなら目指しても良い
公認会計士に向いている人と離れていても、公認会計士を目指した方が良いケースもあります。
それは公認会計士の資格を取ることにむいて明確な目標がある場合です。
公認会計士を目指すことに強い熱意があり、目標のために前向きな気持ちなら目指すメリットが大きいです。
向いている人かそうでないかはあまり気にせず、目標を実現するために行動するべきでしょう。
一方で特に明確な理由なく、向いている人に当てはまりそうという理由のみで目指すのはリスクが高いです。
難関資格でかなりの努力が必要なため、やみくもに目指すには適さない資格と考えられます。
向き不向きにとらわれすぎないよう注意
公認会計士に限らず、ある職業や資格に向いている人は存在します。
しかし向き不向きにとらわれすぎないよう、注意が必要です。
向き不向きというのは断片的な情報や、物事の一面のみに焦点を当てて判断されるケースが多いです。
したがってそれひとつですべてを判断してしまうと、必要以上に自身の可能性や選択肢を狭めてしまう結果につながります。
向き不向きはあくまで基準のひとつ、最終的な判断はいろいろと情報を集めたうえで判断しましょう。
公認会計士に向いていると思ったらやるべきこと
自分が公認会計士に向いていると思う人は、公認会計士を将来の選択肢の1つに挙げましょう。
すぐに判断してしまうのは時期尚早なので、その前にやるべきことを紹介します。
公認会計士について理解を深める
まずは公認会計士について理解を深める必要があります。
業務内容や年収など生活に関わる部分だけでなく、公認会計士の重要性や社会的な意味などの情報も大切です。
正しい判断をするためには、対象の広く深い理解が必要です。
一面のみの理解や浅い理解だけでは、判断基準として使える情報が少なすぎる恐れがあります。
まずは公認会計士そのものについて理解を深め、目指すか否かを判断するために役立てます。
自身のやりたいことを明確にする
いくら自身に向いていると考えられても、やりたいと思える仕事でないと意欲を持ちにくいです。
そのため公認会計士試験の勉強を決める前に、自身のやりたいことを明確にする必要があります。
興味のある分野や理想の働き方など、職業を決めるうえで考えるべき判断基準はさまざまです。
すべての実現は困難ですが、優先したい内容、ゆずれない条件などはあるはずです。
やりたいことを明確にしたら、公認会計士で叶えられる事項と照らし合わせます。
そのうえで公認会計士を目指すことが自分にとってどうか考えます。
将来のキャリアプランなども考えてみる
公認会計士以外のキャリアの選択も合わせて考えてみましょう。
重大な選択だからこそ、将来のキャリアプランまでしっかり考える必要があります。
公認会計士試験の勉強は年単位で取り組む必要があり、資格を取れれば働き方や社会的地位などに大きな影響を与えます。
公認会計士が選べるキャリアプランは、自分の理想とするキャリアプランとどれほど近いでしょうか。
キャリアプランには組織で働き続ける、転職をして経験の幅を広げる、独立開業するなどさまざまなものがあります。
正確な将来設計は難しいですが、ある程度の想像はしておくと安心です。
まとめ
公認会計士は職業の性質上、正義感や責任感が強い方が向いている人と考えられます。
また会計や経営の専門知識が必要なため、これらの分野に興味がある方が勉強しやすいです。
かなりの勉強量が求められるので、勉強が好きか苦痛に感じない人の方が目指しやすいでしょう。
とはいえ適性はあくまで基準のひとつなため、最終的な判断材料にするのは危険です。
向いている人に当てはまらない場合でも、明確な目標があるなら目指すメリットは大きいと考えられます。
向き不向きにとらわれすぎないよう注意が必要です。
公認会計士に向いている人と考えられる場合、まずは公認会計士について理解を深める必要があります。
自身のやりたいことを明確にし、公認会計士ができることとの照らし合わせも大切です。
キャリアプランについてもできるだけ考えてみましょう。
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