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公認会計士が持っているクレジットカードはAMEXが多い、と聞いたことがありますか?
実際のところ、公認会計士の多くがAMEXを持っているといわれます。
なぜ公認会計士はAMEXのカードを作るのか、また、公認会計士であることでの特典などについて解説します。
公認会計士の多くが持っているAMEXのクレジットカード審査
公認会計士の多くが持っている、AMEXカードを作るためには、どのような審査がされるのでしょうか。
まず、AMEXカードの申し込みをできる人は、年齢が20歳以上で日本国内に住所があり、日本国内で安定した収入がある人です。
公認会計士の多くは申し込みの要件を満たしていると思いますが、中には20歳未満で公認会計士試験に合格している人もいます。
その場合は20歳以上になるまで申し込みができません。
実際公認会計士として監査法人に勤めている正社員であれば、審査に落ちることはないでしょう。
もしパートなどで監査法人に勤務している場合には、安定した収入がないと判断される可能性もあるので、注意が必要です。
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公認会計士がAMEXのクレジットカードを持つ理由
ではなぜ、公認会計士はAMEXのカードを作るのでしょうか。
その理由は主に二つあげられます。
一つ目は、AMEXカードは一つのステータスであること、
二つ目は、ビジネスを行う上でのサービスが充実していることです。
また、公認会計士は国家試験に合格していることから、社会的地位が高いと言えます。
そのためクレジットカードを作るための審査に落ちづらいです。
これはAMEXだけではなく、他のクレジットカードにも共通しています。
公認会計士は社会的地位が高いため審査が通りやすい
前述したとおり、公認会計士は社会的な地位が高いです。
クレジットカードは、保有者の信用状況をもとに、事業者に支払う代金をクレジットカード会社が立て替える仕組みになっています。
そのため、パートやアルバイトなどの職業で安定した収入がないと判断されてしまうと、クレジットカードが作れなかったりします。
公認会計士は社会的地位があるため、ある程度の信用が確保できていると言えます。
また、AMEXのカードには4種類あり、一つはAMEX側から招待を受けないと作れないカードですが、それ以外は前述した要件を満たしていれば申し込むことができます。
公認会計士の社会的地位による信用は相当程度確保されているため、ランクの高いカードの審査も通りやすくなる傾向にあります。
ビジネス上のサービスが手厚い
公認会計士がAMEXカードを作る理由として、ビジネス上のサービスが手厚いことも挙げられます。
具体的には下記のようなものがあります。
- ビジネス・セービング
- 補助金助成金検索サービス
- 事業拡大や業務効率化サービス
- ビジネス情報調査サービス
- クレジットカード一律の限度額がない
これらはあくまで一部ですが、このような特典があります。
実際にこれらの内容について解説していきます。
まず、ビジネス・セービングですが、これはレンタカーの料金や貸し会議室、電話代行サービスなどの割引を受けられるものです。
レンタカーや貸し会議室などは出張の際に使うこともあるため、重宝するでしょう。
次に、補助金助成金検索サービスは、名前のとおり補助金や助成金を検索できるサービスです。
また、申請を代行する場合には一定の割引が受けられたりもします。
次に、事業拡大や業務効率化サービスは、DELLやLancersなどで優待が受けられるといったものです。
事業を拡大するためにはPCを購入する、人手を確保することも必要になります。
こうした特典を魅力的に感じる会計士も多いでしょう。
次に、ビジネス情報調査サービスは、帝国データバンクや東京商工リサーチなどのデータベースから情報を取得できたり、企業の情報などの調査を代行してくれるサービスになります。
実際、公認会計士として仕事を受ける際には、その会社の情報を知ることは必須です。
多くの場合はご自身で帝国データバンクに登録をすると思いますが、AMEXのサービスで解決できるかもしれません。
ただし、事前に登録が必要です。
最後に、クレジットカードの一律の限度額がありません。
通常クレジットカード会社では、一律に利用限度額を設定しています。
ただし、AMEXでは一律に限度額は設けておらず、利用頻度や資産状況などを確認した上で利用者ごとに設定されます。
また、一時的に限度額を増額することも可能です。
これは、事前にAMEX側で承認してもらい一定額を振込必要などはありますが、利用上限をあげることができるのはとても魅力的だと思います。
公認会計士専用のクレジットカードがある?
実は、AMEXには公認会計士専用のカードが存在します。
それがCPA連携カードです。
これは、公認会計士協同組合と三菱UFJニコスが連携して発行しているクレジットカードになります。
もちろん、このカードを発行できるのは、公認会計士の資格を持っている協同組合の組合員のみになります。
公認会計士の多くがAMEXカードを持っている理由の一つとも言えるでしょう。
CPA連携カードとは
ではCPA連携カードとはどのようなものなのでしょうか。
CPAカードには以下の二つの種類があります。
- CPA・MUFGカード・プラチナ・アメリカン・エキスプレス・カード
- CPA DCカード
主な違いは、クレジットカードの種類とサービスです。
CAPプラチナはAMEXのカードとなり、CPA DCカードはVISAとMastreCardの2種類から選ぶことができます。
ただし、実際にはサービスがAMEXカードの方が良く、ステータスカードともなり得るため、AMEXカードを作る会計士の方が多いようです。
様々な特典もある
CPA提携カードにはどのような特典があるのでしょうか。
CPAプラチナは以下のようなサービスがあります。
- コンシェルジュサービス
- プライオリティパス
- 5つのプロテクション
これらはあくまで一部であり、この他にもサービスがあります。
名前だけでは内容がわかりづらいため、解説をしていきましょう。
コンシェルジュサービスは、国内や海外でのレストランの予約から緊急のトラブル、病気などの相談を受けてくれるコンシェルジュが、24時間365日つくサービスです。
海外出張の多い会計士には必要なサービスだと思います。
次にプライオリティパスは、1,000箇所以上の空港ラウンジにあるプライオリティパスを無料で利用できるものです。
最後に5つのプロテクションは、海外旅行保険や国内旅行保険などの保険がついているというものです。
出張が多い会計士には嬉しいサービスです。
次にCPA DCカードには以下のようなサービスがあります。
- 海外旅行保険、国内旅行傷害保険
- 空港ラウンジサービス
これらも一部になりますが、AMEXカードよりも少し物足りないと感じるかもしれません。
まず、海外旅行保険、国内旅行傷害保険は、名前のとおりこれらの保険がついています。
次に空港ラウンジサービスは、国内空港とホノルル国際空港のラウンジを利用できるものとなっています。
どちらも移動に特化した内容になっており、最低限欲しいサービスは得ることができるでしょう。
公認会計士の多くが持っているクレジットカードはAMEXって本当?:まとめ
公認会計士の多くがAMEXカードを持っている可能性が高いことを解説していきました。
その理由としてはステータスカードであること、ビジネス上でのサービスが充実していることです。
また、公認会計士は社会的な地位があるため、審査に通りやすいことも理由として挙げられるでしょう。
さらに、公認会計士専用のCPA連携カードもあることから、AMEXカードを利用する会計士が多いのです。
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