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経理の正社員求人の特徴

公開日:2022.01.21

経理の転職お役立ち情報

転職エージェントの男性

転職活動において理想的な求人を見つけるには、情報収集およびポイントの把握が必要です。
転職活動としてひと括りにするのではなく、職種や雇用形態別に情報を押さえます。

 

経理は業種・規模問わず多くの求人が出されており、正社員・非正規雇用ともに募集されています。
選択肢が多いからこそ、特徴を知りポイントを押さえた上での求人探しが重要です。

 

本記事では経理の正社員求人で大切な要素や、求人探しのコツを紹介します。
経理で正社員としての転職を検討している方はぜひお読みください。

経理の正社員求人を探す前に:経理について要確認

まずは経理について基本的な事項を解説します。
職種についての正しい知識と深い理解が、転職活動を成功させるために必須となります。

経理の主な仕事内容

経理は会社のお金を管理・記録する役割を担う職種です。
お金に関する幅広い業務を請け負います。

 

主な仕事内容として以下が挙げられます。

 

  • 会計取引の記録:領収書などの資料をもとに仕訳、記帳を行う
  • 会計書類の発行:伝票・請求書・領収書などを発行する
  • 売掛金の管理:売掛金が期日までに入金されているか確認、遅延があれば取引先へ督促の連絡もしくは担当者へ報告する
  • 小口現金・預金の管理:現金出納帳を作り、定期的に残高との一致を確認する。預金は定期的な通帳記帳・ネットバンキングの確認などで管理する
  • 給与計算・立替経費精算:従業員に支払う金銭の計算・管理を行う
  • 各種支払い対応:請求書や納付書などを管理し、期日までに支払いを行う
  • 決算関連業務:決算書の作成や税金の納付などを行う。小売業の場合、決算の前に棚卸しも実施する

 

経理の仕事内容は非常に幅広いですが、経理担当者がすべて一人で行うとは限りません。
規模が大きく経理部が設けられている場合は、経理業務ごとに担当者が設定されるケースもあります。
規模が小さいと、会計事務所(税理士法人)など外部に経理業務の多くを委託する企業がみられます。

財務との違いとは

財務も経理と同様、会社のお金に関する職種です。
似たようなイメージのある職種ですが、財務と経理は異なる役割を持ちます。

 

財務は資金調達の計画・実行や、資金運用に関する計画、資金の使い方に関する提案などが中心です。
すなわち同じお金であっても、将来に関する内容を多く扱います。

 

経理は過去の取引をもとに記録・管理する職種ですが、財務は未来のお金に関する役割を担う職種です。
このように経理と財務は求められる役割が大きく異なります。
ただし規模の小さい企業では、経理と財務を同じ部署で行うケースも多いです。

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正社員求人の特徴

続いては正社員求人が持つ特徴の紹介です。
非正規雇用の求人には見られない内容が多く盛り込まれています。

スキルアップやキャリアアップ前提

正社員は契約期間の定めがなく、長期間の継続勤務が前提です。
そのため企業側も成長を強く求めており、スキルアップやキャリアアップが前提の求人が多くみられます。

 

即戦力として現時点での高いスキルが求められる求人もありますが、将来的な成長を期待する求人も多いです。
求人の中には、リーダー候補などの具体的な目的が記載されているケースもあります。

 

正社員求人は、成長意欲の高い人に適していると考えられます。
求人でスキルアップなどの将来性について、入念な確認が必要です。

異動や転勤の可能性あり

正社員の場合、異動や転勤の可能性もあります。
求人に異動・転勤の有無が記載されているケースが多いため、必ず確認しましょう。

 

多くの部署を持つ企業の場合、適材適所で配置を変えるケースが珍しくありません。
本人の希望を汲む企業が多いですが、中には期間を定めて必ず異動・転勤を行う企業もあります。

 

異動・転勤は自分のスキルアップ・キャリアアップにつなげられるかどうかがポイントです。
異動・転勤を視野に入れつつ、キャリアプランを想定してみましょう。

社内制度や福利厚生でライフプランを描ける

正社員は非正規雇用の社員と異なり、社内制度や福利厚生をほぼ確実に活用できます。
これらの制度を上手く組み合わせ、仕事以外の部分におけるライフプランを描くことが可能です。

 

社内制度・福利厚生の中には、育児や介護などに活かせる内容も多くあります。
そのため転職活動での求人探しを進めながら、ライフイベントの際にどう働くかなど、人生設計と結び付けて検討できます。

 

ライブイベントは生活を大きく変える要因であり、働き方の変化を強いられるケースも少なくありません。
正社員の転職であれば、事前に求人を確認しながらライフプランを描きやすいです。

経理の理想的な正社員求人を見つけるには

経理の理想的な正社員求人を見つけるために押さえたいポイントを紹介します。
理想的な求人の発見が、転職活動の成否を大きく左右します。

経理の転職でアピールできるポイントを用意・準備する

転職活動で選考突破するためには、企業にとって魅力的・有用な人材と思わせることが大切です。
そのため自己アピールが非常に重要であり、経理職なら経理ならではのアピールポイントを用意・準備する必要があります。

 

経理職もしくは事務・バックオフィスの経験は、即戦力となり得る可能性をアピールできる要素です。
経験が浅い場合でも、経理に役立つ資格があれば、スキルが評価されやすくなります。
自身の性格や特徴など、経理への適性を感じる要素もアピールポイントとして有用です。

 

より説得力を持たせるため、具体的なエピソードも用意できると効果的です。

求める条件や理想を明確化する

経理の正社員求人はかなりの数があり、求人によって特徴や要素が大きく異なります。
自身に合った求人を見つけるには、そもそも自身が何を求めるか明確にしなければなりません。
求人に求める条件や理想などの明確化が必要です。

 

一人で幅広い経理を担当したい人と、分業体制で仕事をしたい人では、適した経理求人が異なります。
また将来のライフプランによっては、社内制度や福利厚生も重要なポイントです。
年収や勤務時間などの要素も、生活を大きく左右する要素となります。

 

自身が何を求めるかわかっていない状態で求人を選んでしまうと、転職後に違和感や不満を覚えてしまう恐れが大きいです。
求人探しを進める前に、自身にとっての理想的な求人を明確にしましょう。

余裕のあるスケジュールで転職活動を進める

転職活動は時間・労力の両方が大きく必要です。
なるべくストレスのない状態かつ丁寧な転職活動ができるよう、余裕のあるスケジュールを確保できるのが理想です。

 

時間的な制約が大きい状態では、どうしても求人探しに使える時間が限られてしまいます。
理想的な求人を見つけられる前に、妥協して応募・選考に進んでしまう恐れがあります。
余裕のなさはストレスにつながり、精神的な悪影響も大きいです。

 

もしスケジュールの確保が難しい場合、転職エージェントなどのサービス活用もおすすめです。
転職活動で必要なステップを可能な限り省略しつつ、理想的な求人を見つけられる可能性が高くなります。

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まとめ

経理は会社のお金を管理・記録する役割を担う職種で、非常に幅広い仕事内容を請け負います。
財務も同じくお金に関する職種ですが、経理は過去のお金・財務は将来のお金が業務の中心です。

 

長期雇用が前提の正社員求人は、スキルアップ・キャリアアップが前提の内容が多くみられます。
異動や転勤の可能性がある点も、非正規雇用にはみられない特徴です。
社内制度や福利厚生を活用できるため、求人探しの段階からライフプランを描きやすいです。

 

経理の理想的な正社員求人を見つけるには、経理としてアピールできるポイントを用意する必要があります。
自身が何を理想とするか、要素や条件の明確化も欠かせません。
求人探しを十分に行えるよう、余裕のあるスケジュール確保も重要です。

 

理想的な経理の正社員求人を見つけ、満足のいく転職活動を実現させましょう。

Profile レックスアドバイザーズ

公認会計士・税理士等の有資格者をはじめとする会計人材専門特化した人材紹介会社。
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