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経理の転職時における面接の志望動機とアピールポイント

更新日:2022.04.07

経理の転職お役立ち情報

経理職の転職活動をしている女性

経理業務に携わっている方で、転職を考えたことがある方は少なくないでしょう。
けれど、いざ転職しよう考えるとどう動けばいいのか、採用面接は久しぶりなので注意点がわからないなど、不安な面が多いかと思います。
ぜひ以下の内容を読んで、転職する際の参考にしてください。

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転職面接で気をつけたいこと

転職をする際は、大きく2点を理解しておくことが必要になります。
1つは、経理の業務を理解しておくこと、もう1つは自分の強みを理解しておくことです。
具体的にどういうことか見ていきましょう。

経理の仕事内容を理解しておくこと

転職をする際に、仕事内容を理解しておくことは基本中の基本になります。
ただし、ここでいう仕事内容の理解というのは細かい事務作業のことではありません。
経理という業務を大きな流れや役割、本質を理解しているかということになります。
あくまで細かい事務作業は会社毎によってルールが変わってきますので、それは転職後に覚えていけばいいだけです。
採用担当者から見ても、経理という仕事の概要を本質的に理解している人を採用する方が、入社してからも経理内のどのポジションを担当してもらうか判断しやすくなります。
よって、事務目線ではなく経理業務の本質を理解することで面接での対応に備えましょう。

自分の強みを把握しておく

面接での基本になりますが、自分自身の強みを把握し、なおかつそれをアピールする必要があります。
あまりアピールをしすぎると自信過剰のように思われますし、謙遜しすぎても自信がないように見えてしまいます。大事なのは冷静に自分自身を見つめ直す時間を作って、客観的に自分をみることが必要になります。

 

転職をするということは、新卒と違って少なくとも現職での経験があります。
そういった経験や一定のチームで業務を進めるための協調性など自身の成長につながっているはずです。
過去の自分を客観的に分析し、自分の本当の強みがどこなのかを理解し、転職面接時にアピールできるようにしましょう。

経理転職の志望動機とは?

転職を考える際、必ず聞かれることが志望動機です。
志望動機は、応募した企業からするとなぜ当社を選んだかを確認することによって、自社に対する理解度や入社に対する意欲を見きわめ、自社で活躍することができる人材かを判断します。
採用担当者がこの人と一緒に働きたいと思えるような人になるために準備をしましょう。

そもそも経理とは何?

前述の通り、採用担当者や経理部長などの管理職は、面接で細かい作業を確認することはできないので、大きく経理の流れや、経理業務の本質を理解しているかが焦点となります。
よって、なぜ経理という業務が会社で必要なのか、経理業務で大切なことは何かを理解することが大事です。

 

また、転職面接時には敢えて難しい質問をされる場合があります。
その際は、無理をして返答するのではなく、わからないことはわからないと返答することが大事です。

自分が理解していないことなどを無理に返答しても、面接官は面接のプロなのですぐに見透かされてしまいます。
そうすると、面接からは、今後当社に入社しても、わからないときにその場限りの対応をする可能性があると見えてしまいます。
正直にわからないことはわからないということが、結果的に印象を良くする場合もあります。

なぜ経理の仕事に転職したいのか

志望動機にも含まれますが、なぜあなたが経理の業務で転職をしたいと思っているかを伝えることも重要です。

 

経理という業務は会社の業績を正しく集計し、経営者はその業績を確認することで今後の経営判断に活かしています。その点からも経理という業務は非常に重要な役割を担っています。

また、会社規模で売上高や物事の流れなどを会社全体でみることができる点も経理業務をする上でのメリットでしょう。

 

このように、経理といっても様々な役割や重要性があります。
自分がなぜ経理という仕事を選択し、どのような部分にやりがいを感じているか、もしくは自分の強みから経理という仕事が向いているかなどを分析し、面接までに準備することが必要となるでしょう。

経理転職の志望動機で準備しておくべきこと

応募した企業の採用担当者からすると、自社に入社することでどんな活躍をしてくれるのかをイメージしやすくすることで面接での成功率は非常に高くなります。

 

具体的にはどのように役に立てるか、今までの経験も踏まえてアピールすることで採用担当者はイメージを持ちやすくなります。

会社で自分がどのように役に立てるのか

採用担当者が採用したい人は、言うまでもなく会社で活躍してくれる人材です。
ただし、活躍といっても一言に経理の知識だけを指しているのではありません。

 

例えば、経理部署の中で、知識を有している人は非常に多いが、職人気質の人が多く部署内でのコミュニケーションが上手くいっていない部署があったとします。
この場合、採用担当者は、経理知識が標準であるがコミュニケーション能力が長けている人が入社することで、部署全体の潤滑油のような役割が期待できると判断します。

 

このように、自分の強みを客観的に理解し、自分が入社することでどのように会社が影響を受けるかを採用担当者の目線で考えることが重要になります。

前職のスキルで何が経理の仕事に役立てるのか

採用担当者は、あなたが前職でどのようなポジションで、どのような業務をしていたのかなど過去の経験を知りたいと思っています。

 

前職で経験したことは自分自身の成長へと必ずつながっています。
どんなに無駄と思えるような仕事であっても、経験するのと想像するのでは圧倒的にリアル感に差がでます。
あなたが過去に経験したことを転職面接前に振り返ることで、自分の経験を整理することにもつながり、面接でもスムーズにアピールすることができるでしょう。

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まとめ

人生の中で転職という選択は決して多いわけではありません。
いざ転職すると決断しても、なかなか採用されずに焦りばかりがつのることでしょう。
ただし、その焦りが採用担当者にも伝わってしまい、不安を抱かせているのではないでしょうか。

 

転職をすると決断した時点で、行動を起こすことは大事ですが、それと同時になぜ経理という仕事をしたいのか、自分の強みはどこかなどを時間をかけて分析することが、結果的に実のある転職へとつながっていくことでしょう。

Profile レックスアドバイザーズ

公認会計士・税理士等の有資格者をはじめとする会計人材専門特化した人材紹介会社。
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