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横浜の経理・正社員の求人から読み解く経理職に求められる人材とは？

更新日：2022.04.11

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【目次】

1. 経理（正社員）横浜求人情報事例【大企業】
2. 経理（正社員）横浜求人情報事例【中小企業】
3. 経理職に求められる人材とは？
4. まとめ：求人情報を定期的に収集し、求められる人材を把握しよう！

横浜での経理職（正社員）の求人にはどのようなものがあるのでしょうか。

この記事では横浜における経理職（正社員）の求人情報事例をご紹介するとともに、経理職に求められる経歴や知識などについてご紹介します。

企業の規模や事業内容などにより、求人に応募するための条件に違いが見られます。

求人情報事例から、どのような人材が求められているのかをしっかりと把握し、経理職への採用を勝ち取りましょう。

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1. 経理（正社員）横浜求人情報事例【大企業】

現在、横浜での経理職の正社員にはどのような求人が出ているのでしょうか。ここでは、大企業の経理職の正社員求人情報について事例をご紹介します。

A社（大手自動車部品メーカー）: 年収の目安：600万円〜900万円

入社後の業務内容：
・一般的な経理業務全般
・事業所経理の取りまとめ
・幹部報告資料の作成　など

応募条件：
・大学院卒業または大学卒業以上であること。
・簿記経験者であること。
・IFRSとJGAAPの知識を有する者。

※IFRSはInternational Financial Reporting Standardsの略語で、国際財務報告基準と呼ばれている国際会計基準です。JGAAPは日本の会計基準のことで、IFRSと比較して語られることが多いです。

※A社は将来的に海外への転勤の可能性もあるなど海外とのやり取りがあるグローバル企業のため、会計基準と規則を読み取れる知識として日本の会計基準だけでなく国際会計基準の知識も求められます。

B社（lot関連事業）: 年収の目安：500万円〜700万円

入社後の業務内容：
・月次試算表の作成
・四半期決算
・年次決算
・原価計算　など

応募条件：
・高専卒業以上であること。
・税理士または公認会計士事務所における就業経験がある者、または事業会社における経理経験者であること。
・月次、四半期決算、年次決算の取りまとめの経験がある者。

※B社は求める人材の一つに経理経験者をあげていますが、lot関連事業の事業会社ではなくても良いとしています。

C社（IT関連）: 年収の目安：400万円〜610万円

入社後の業務内容：
・決算業務
・管理会計
・税務申告書の作成　など

応募条件：
・4年制大学を卒業していること。
・2年程度の事業会社における経理の実務経験があること。

※C社は第二新卒枠を歓迎している企業ですので、20代は第二新卒枠であることを積極的にアピールすることでアドバンテージを得ることができます。必須条件ではありませんが、あると好ましい経歴や知識として、事業会社における決算業務経験と日商簿記検定1〜3級をあげています。

2. 経理（正社員）横浜求人情報事例【中小企業】

大企業と中小企業とでは、経理職に求める知識や年収面などにおいて違いが見られる傾向があります。

ここでは、横浜の経理職の正社員求人情報事例についてご紹介します。

D社（不動産業）: 年収の目安：300万円〜400万円

入社後の業務内容：
・経理業務
・総務
・労務
・人事
・広報
・不動産事務　など

応募条件：
必須条件は特に記載されていませんが、経理業務の経験者や日商簿記検定の資格保持者または学習経験がある者が好ましいとしています。

※中小企業では従業員数が少ないことから、D社のように入社後は、経理業務だけでなく総務や人事なども兼務する傾向があります。このため応募するために必要な条件は、大企業よりも厳しくありません。

E社（総合商社）: 年収の目安：400万円〜600万円

入社後の業務内容：
・英語を使用した経理業務
・財務業務
・総務業務　など

応募条件：
・ビジネスレベルの英語力がある者。
・経理の実務経験がある者。
・日商簿記検定3級以上の資格保持者、または同等の知識がある者。

※E社は輸入販売を主な業務としていることから、高いビジネス英語の力が求められています。必須条件とはされていませんが、TOEIC800点以上ある者は採用時に優遇されます。

F社（建設業）: 年収の目安：300万円〜

入社後の業務内容：
銀行入出金の会計入力や現金出納業務など財務と経理の一般的な業務の他に、電話対応や来客へのお茶出しも行います。

応募条件：
・建設業経理の経験者であること。
・建設業経理士資格2級以上の資格保持者であること。

※必須条件ではありませんが、日商簿記検定の資格保持者や税理士事務所または会計事務所での勤務経験がある者は採用時に優遇されます。

3. 経理職に求められる人材とは？

経理職に求められる経歴や知識は、企業規模や事業内容、年代などにより違いが見られます。

ここでは、パターン別に経理職に求められる人材についてご紹介します。

年代により求められるもの

経理職（正社員）の求人内容は、第二新卒枠か30代以上かで求められるものが大きく異なります。

第二新卒枠ではそれほど高度な専門知識は必要とはされていませんが、特に大企業の経理職への転職を希望する30代以上の者には、経理分野における高い知識が求められる傾向があります。

事業規模により求められる人材は異なる

大企業と中小企業とでは、経理業務に異なる特徴があります。

大企業では経理業務が細分化されており、経理担当者は担当業務に関する高度な知識が求められます。

一方、中小企業ではひと通り経理業務をこなせる人材が求められます。

このような違いがあることから、大企業では、経理の実務経験や日商簿記検定2級以上の資格保持など厳しい条件が問われます。中小企業の場合はそこまで専門的な知識は求められません。しかしながら日商簿記検定の資格保持者を採用時に優遇する企業が目立ちます。第二新卒枠や中小企業への採用を勝ち取るためには、簿記の勉強をしておくと企業にアピールすることができます。