転職お役立ち情報
近年、在宅で経理業務ができる副業の求人が増えています。
テレワークの普及により、副業として、在宅で経理業務ができる人材が求められているのです。
そこで、実際に経理の在宅求人はどのような業務内容があるのか、また、必要なスキルについてまとめました。
これから副業として在宅で経理業務をしたい方に、おすすめの資格も紹介しています。
在宅で経理の副業を行いたい方は、参考にしていただけると幸いです。
在宅副業で可能な経理求人の内容とは
副業を始める方が増えていますが、経理の在宅求人の場合は、どのような業務があるのか知っておきたいですよね。
どのような経理業務が求められているか分かれば、自分が副業ができるのか判断できます。
経理の在宅求人では、どのような業務があるのか確認してみましょう。
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在宅でもできる経理関連の資料作成
経理の業務では、資料作成を任されることがあります。
例えば、出金や入金などを管理する伝票作成、会計処理のために行う帳簿の作成業務です。
売上や仕入業務を行う企業であれば、売上伝票や仕入伝票を任されるケースもあるでしょう。
出社しなければいけない業務は難しいですが、データを共有して、在宅でも可能な内容であれば資料作成が可能です。
また、請求書等の資料チェックを任せている在宅の経理求人もあります。
ワードやエクセル、パワーポイントなどを使って資料作成をする業務が多いため、オフィス系ソフトが扱えると有利です。
給与計算などの経理補助業務が在宅で可能
給与計算は、総務部や人事部が担当する企業もありますが、経理部が担当する会社も多いです。
給与計算は、契約内容が勤務状況に合わせた給与の計算を行います。
残業や保有資格に応じた各種手当の計算もしなければいけません。
社会保険料や税金の計算があり、ミスが許されないため、経験者が優遇される業務です。
また、給与計算は、他の部署と連携をとり行う企業があり、業務範囲に沿った作業が求められます。
その他、銀行の残高確認や振り込みなど、経理補助業務を任される可能性も高いです。
コミュニケーションに必要なビジネスマナーも大切
在宅で行う業務は人と接する機会は、多くありません。
しかし、業務を行う上では、コミュニケーションが必要です。
在宅だからこそ、より円滑なコミュニケーション能力が求められます。
また、メールや電話で社内外の人とやり取りが発生する場合は、ビジネスマナーが大切です。
社会人経験を求人の条件に掲載している企業もあるため、ビジネスマナーを身につけておく必要があるでしょう。
在宅副業の経理求人に必要なスキル
副業として在宅で経理業務を任せる人材を募集する求人は、経験者もしくはそれに相当するスキルが求められるものが多いです。
ここからは、副業で在宅の経理求人に応募するために、必要なスキルをご紹介します。
日商簿記検定2級程度のスキル
日商簿記検定2級は、経理業務のベースとなる知識を身につけていることを証明できます。
そのため、在宅だけでなく、一般的な経理求人でも、日商簿記検定2級程度のスキルを求める企業は多いです。
また、日商簿記検定2級には、経理の在宅業務で任される可能性がある伝票作成や、帳簿作成の知識も含まれています。
企業からすると、今までの経歴と合わせてどのような業務を担当できるかの判断材料になるため、取得しておいて損はないでしょう。
FASS検定
FASS検定は、実務に役立つ経理や財務の知識が問われる試験です。
合否を判定する試験ではなく、A〜Eの5段階で評価されます。
決算と税務の科目があり、経理の実務につながるスキルを証明できるでしょう。
高得点を取得するとキャリアアップにつながると言われており、在宅の求人に応募する際にも役立つ資格です。
給与計算検定
在宅の経理求人では、給与計算業務を担当する人材を募集するものがあります。
給与計算検定は、給与計算に関する知識や実務能力を証明する資格です。
そのため、給与計算業務に関する副業求人に応募する際に、自分の能力をアピールしやすいでしょう。
また、労働基準や社会保険関係の知識を身につくため、給与計算のプロフェッショナルを目指せます。
試験では給与計算に関する計算問題も出題され、実務に役立つ内容です。
実務での会計ソフト使用経験
会計ソフトは、リモートでも使用できるものが多いです。
そのため、副業として在宅で経理業務を行う場合、会計ソフトを使用するケースもあります。
求人情報で会計ソフトの使用経験を求めている企業もあり、副業を行う場合でも必要なスキルです。
会社によって使用している会計ソフトは違いますが、同じソフトの使用経験がないからと言って不採用になるわけではありません。
基本的な仕組みは似ていることが多いため、何らかの会計ソフトの使用経験があれば有利になる可能性はあります。
また、会計ソフトだけでなく、パソコンの基本操作ができるスキルも必要です。
在宅副業の経理求人の探し方
経理の求人情報は様々な方法で調べられますが、在宅でできる副業の求人はどのように探せば良いのでしょうか。
そこで、在宅で副業を考えている方におすすめしたい、経理求人の探し方をまとめました。
取り組みやすい経理求人の探し方で、自分に合う副業を探してみて下さい。
大手求人サイトから探す
在宅でできる経理業務が増えていることもあり、一般的な求人と同様に、大手求人サイトで情報を検索できます。
大手求人サイトにアクセスし、サイト内で「経理代行」もしくは「経理副業」などのキーワードで検索してみて下さい。
求人情報は豊富で、仕事内容や報酬など、条件を比較しやすいでしょう。
さらに、大手求人サイトは、直接雇用や業務委託など、様々な求人情報を見つけやすいですよ。
クラウドソーシングサイトで探す
クラウドソーシングサイトは、在宅でできる求人情報が豊富です。
経理に関しても幅広い業務の求人があり、自分にスキルに合う仕事が見つかります。
また、クラウドソーシングサイトで求人を探す場合は、経理代行と検索するのがおすすめです。
継続案件だけでなく、単発や期間限定の求人も多く、自分のライフスタイルに合わせて、在宅で経理の仕事ができます。
クラウドソーシングサイトは、全国各地の企業が求人を出しているため、どこに住んでいても経理の仕事ができるのが大きなメリットです。
エージェントに依頼する
最後は、仕事紹介のプロであるエージェントに依頼する方法です。
エージェントなら、希望する求人条件やスキルに合わせた仕事を紹介してもらえます。
テレワークの普及により在宅求人に強いエージェントもあるため、自分の希望の求人条件を明確に伝えると良いでしょう。
エージェントに依頼すれば、多くの求人情報を集めることが可能です。
また、業種に関わらず、幅広い職種の求人を紹介してもらえます。
経理は様々な業種の企業に部署があるため、業種に縛られないエージェントだからこそ出会える求人もあるでしょう。
そして、エージェントは、条件を代わりに交渉してもらえるケースもあり、自分の条件を伝えやすいです。
まとめ
社会の変化により、経理の在宅求人は増えつつあります。
テレワークやITの普及が進むと、益々、経理の在宅求人は増える可能性が高いです。
また、副業として経理業務を行うなら、簿記や給与計算など、企業に求められるスキルが欠かせません。
今後、経理で副業を行うのであれば、スキルを磨き、在宅で業務を担当できる能力を身につけましょう。
そして、自分に合った求人を見つける方法を掴み、ぜひ、副業に取り組んで下さい。
Profile レックスアドバイザーズ
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