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「ファイナンシャルプランナーの今後の需要は?」
「ファイナンシャルプランナーの将来性が知りたい」
「ファイナンシャルプランナーの資格を取るとキャリアに役立つ?」
ファイナンシャルプランナーに関心のある方の中には、このような疑問を持っている方がいるのではないでしょうか?
今回は、ファイナンシャルプランナーの将来性についてご紹介します。
ファイナンシャルプランナーの将来性は?
ファイナンシャルプランナーの将来性は期待できるといえます。
お金に関する関心が日に日に高まっているからです。
最近のニュースで「老後の資金問題」が多く取り上げられました。
その影響もあって、老後の見直しや資産運用をし始めた人が増えています。
そうした背景からファイナンシャルプランナーに相談したいという人からの需要が日に日に高まっているのです。
日々生活をしていく中でお金の問題を避けることはできません。
住宅ローンや保険など、考えることがたくさんあります。
また、大手の企業でもリストラや終身雇用を止めるといった動きがあり、将来への不安から、資産についての関心も高まっているのが昨今です。
そうした問題を解決するのがファイナンシャルプランナーの役割なので、需要は今後も拡大していくでしょう。
アメリカでは各世帯にファイナンシャルプランナーがいるといわれるくらい、頼られる存在です。
将来的に日本もそうした文化が根付くかもしれないので、需要が増えていく可能性は大いにあります。
将来性や需要がある4つの理由
ファイナンシャルプランナーが将来性や需要があるといわれる理由が以下の4つの理由です。
- ライフプランの見直しをする人が増えた
- 投資する人が増えている
- 節約しようとする人が増えている
- 高齢化が進んで需要が拡大
順に紹介していきます。
ライフプランの見直しをする人が増えた
将来への不安から自身のライフプランを見直そうとする人が増えています。
老後までにどれくらい必要なのか。どうしたら貯まっていくのか。
そうした問題を解決できるのが、ファイナンシャルプランナーです。
現在の日本の雇用は昔のように安定しているわけではありません。
不安定な雇用状況や働き方の多様性、上がらない収入など、不安を抱えている人が多くいます。
今後もこの状況は続くかもしれません。
ファイナンシャルプランナーはこうした事態に対して、頼られる存在なので、需要は高まっていくでしょう。
投資する人が増えている
老後の不安から投資を始める人が増えています。
老後に2000万円必要といわれたら、不安になるのは当然です。
しかし、日本では外国と違って、学校の教育でお金や投資の話をほとんど教えられません。
そのためお金に関する知識が高くありません。
いきなり投資をしようにも、やり方がわからずに混乱してしまう人が多いです。
そこで頼られるのが、ファイナンシャルプランナーです。
その人にあったライフプランや投資方法を紹介してくれます。
今後も投資をする人はどんどん増えていくはずなので、ファイナンシャルプランナーの需要は高くなっていくでしょう。
節約しようとする人が増えている
投資用の資金を捻出したり、ライフプランの見直しで、節約しようとする人が増えています。
そのためファイナンシャルプランナーへの関心が高くなっているのです。
ファイナンシャルプランナーは、家計の収支を見直すプロでもあるので、無駄な支出を見つけて、具体的なアドバイスをしてくれます。
家計を見直したい人にはありがたい存在です。
節約志向が上昇している限り、ファイナンシャルプランナーの需要は高くなるでしょう。
高齢化が進んで需要が拡大
日本の高齢化が進んでいることで、ファイナンシャルプランナーの需要がかなり伸びています。
「老後2000万円問題」が話題を呼んだことで、長い老後生活に不安を抱く人が増えたからです。
給料が上がらない、年金がもらえるか不安、老後の資金が足りるのか、といった問題を多くの人が抱えています。
そうした問題を解決するのが、お金のプロであるファイナンシャルプランナーです。
そのためファイナンシャルプランナーの需要はどんどん伸びていくでしょう。
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仕事がなくなるといわれる理由
需要があるといわれるいっぽうで、ファイナンシャルプランナーには未来がないという人もいます。
なぜ仕事がなくなるといわれているのか?
その理由を次に解説します。
ファイナンシャルプランナーの仕事がなくなるといわれる理由は以下の3つです。
- ネット型の保険が増えている
- AIによる資産運用が主流になる
- ライバルが増えている
順に紹介していきます。
ネット型の保険が増えている
今はネット型の保険が主流となっています。
そのため対面で話すことが減ってきていることから、ファイナンシャルプランナーの仕事が今後も減っていくのではといわれているのです。
これまでの保険といえば、営業がセールスをかけて、契約していくのが主流でした。
しかし、近年はネット型の保険が出てきたことで、1人で完結する契約が一般的になっています。
対面で話すという工程がなくなったことで今後、ファイナンシャルプランナーの仕事が減っていくのではといわれているのです。
また、ネット型の保険はシンプルな内容が多いので、ファイナンシャルプランナーの説明がいらない場合も多く、それも拍車をかけています。
AIによる資産運用が主流になる
ファイナンシャルプランナーも今後AIに仕事を取られる可能性があるといわれています。
簡単なアンケートに答えるだけで、自動的にベストな資産運用を提案してくれるシステムが増えていくからです。
そうなるとファイナンシャルプランナーに聞くということが減っていくので、仕事がなくなってしまうのではないかといわれています。
また家計簿やお金の収支を管理できるアプリも増えているので、そういったプロであるファイナンシャルプランナーの出る幕は今後無くなってしまうかもしれません。
こうした理由からファイナンシャルプランナーの仕事が減っていくといわれているのです。
ライバルが増えている
ファイナンシャルプランナーの需要は増えていますが、それと同時にファイナンシャルプランナーの試験を受験する人数も増加しています。
毎年ライバルが増えているということになるので、競争の激しさから、仕事を取るのが難しいのではといわれているのです。
それが仕事がなくなってしまう原因になっていくのではといわれています。
検定に合格してからもどうやって仕事を取るのか、常に考えていかなければなりません。
FPの資格は役立つ
FP(ファイナンシャルプランナー)の資格はとても役に立ちます。
仕事だけではなく、日常生活においても使える資格だからです。
例えば転職や就職、自分のお金の運用、家計のやりくりなど。
資格を取っているだけで、得られることがたくさんあります。
そのためビジネスマン以外にも主婦や学生など、多くの人が合格を目指す資格です。
この資格は取得しておいて損のない資格といっていいでしょう。
今後の求人状況について
ファイナンシャルプランナーの需要は今後、拡大していくでしょう。
しかし、まだまだファイナンシャルプランナーとして活躍している人は多くありません。
そのため、求人に関してはまだまだ探せばあります。
またファイナンシャルプランナーの仕事専任ではなくとも、活かせる業務がたくさんあるので、資格を取得しておいて損はありません。
独立はできるのか?
ファイナンシャルプランナーとして独立することは可能です。
独立に制限がないので、極端な話ですが実務経験がなくても独立できます。
そうはいっても独立するなら経験を積んでからの方が確実です。
仕事の中でスキルが役立つなら、まずは小さなことからはじめていきましょう。
そこから慣れてきたら本格的にファイナンシャルプランナーとして働きはじめ、段階をふんで独立すれば不安は抑えられます。
もし会社で働いていない場合は、週末の副業や知り合いから仕事を取って来ることで、経験を積むことが可能です。
最初は知識や経験不足から苦戦することもあるかもしれません。
しかし、相手に寄り添いながら提案していけば、それが評判になります。
やり方はいろいろあるので、自分にあったやり方を探してください。
ファイナンシャルプランナーは独立しやすいのが魅力の一つです。
ちなみにファイナンシャルプランナーの独立に初期費用はかかりません。
なので、副業としてのリスクはほとんどありません。
まとめ
ファイナンシャルプランナーの将来性について解説をしてきました。
今後もお金の不安は消えないので、需要は増加していくはずです。
そうはいっても受験者数は年々増えているので将来、独立を目指すなら何かしら考えていく必要があります。
ファイナンシャルプランナーの資格は、取得しておいて損はありません。
もし興味があるならぜひ、合格を目指してください。
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