転職お役立ち情報

未経験者・20代・30代が経理に転職する方法と成功事例をご紹介!

更新日:2022.08.23

経理の転職お役立ち情報

未経験で経理に転職する人

即戦力を求める経理では、経理未経験者は採用されないと考えている方もいるのではないでしょうか。

 

今回は未経験者はもちろん、20代・30代の方が経理に転職する方法と成功事例をご紹介していきます。
まだ働き出したばかりで経験が浅いから転職しない方がいいのか迷っている方や、未経験者でも経理で働きたいと思っている方は、ぜひ参考にしてください。

未経験者が経理に転職する方法とポイント

未経験者は経理に転職するのが難しいとあきらめている方はいませんか?
未経験でも経理への転職は可能です。

 

未経験者が経理に転職するための方法とポイントを3つご紹介します。

  • 時期を合わせる
  • 志望動機に説得力を持たせる
  • キャリアやスキルにあった求人を選ぶ

 

一つ一つ解説していきます。

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時期を合わせる

経理は繁忙期がほぼ決まっているため、求人が多い時期も決まっています。
日本の場合は3月決算が多く、決算業務で忙しくなる4~6月が繁忙期になる企業が多く、その前の1〜2月は積極的に採用が行われます。
もちろん他の時期にも求人は多くありますが、この時期に転職活動を活発的に行うと良いでしょう。

志望動機に説得力を持たせる

未経験者はなぜ経理を選んだのか、仕事内容をどこまで理解できているのかを志望動機を通して示せると良いです。
ただ「経理をやりたいです」では、選考する側は不安になってしまうでしょう。
なぜやりたいのか。
未経験ではあるけれど、準備としてどれだけのことを理解しているのか。
このようなことを伝え、志望動機に説得力を加えていきましょう。

キャリアやスキルにあった求人を選ぶ

未経験で経理への転職を成功させる方法の一つは、自分のキャリアにあった求人を選ぶことです。
経理経験者が欲しいところもあれば、他職種のスキルがある方を選びたい企業もあります。
企業によって、求める人物像のキャリアは異なるのです。

 

求人情報を確認したり、転職エージェントに詳細を聞いて、自分にあった求人にチャレンジしましょう。

大企業の経理に未経験から転職する方法

大企業も中小企業も経理の仕事内容に、そこまで差はありません。
企業によってどこまでシステム化や外注化が進んでいるかによって、業務内容が変わってきます。

 

大企業の経理に転職しようと考える場合、実務経験があるだけでは他の転職希望者よりも目立つことができません。
大企業の経理に転職するために外せない2つの方法をご紹介します。

  • 関係のある業種から転職
  • 前職の仕事内容を具体的に話す

それぞれ解説していきます。

関係のある業種から転職

経理としては未経験であっても、転職先に関係のある業種からの転職の場合、業界理解という点で高く評価される場合があります。
例えば応募先が金融系ならば、前職で金融系の営業ポジションで活躍していればサービスについての理解がありますから、未経験であってもポイントは高くなります。
製造業からIT企業への転職よりも、製造業→製造業のほうがチャンスはあります。
未経験の場合はこういった点も考えて応募先を決めていきましょう。

前職の仕事内容を具体的に話す

前職の仕事内容を具体的に、そして成果までしっかりと話しましょう。
大企業はスペシャリストよりもゼネラリストを育てる傾向があり、他の職種であってもそのポジションでしっかりとした成果を出していれば評価をしてくれる可能性が高いです。
「経理には関係ない」とあきらめるのではなく、仕事内容や成果をまとめてアピールしましょう。

大企業の経理に未経験から転職するメリット

大手企業の経理に転職するメリットを2つご紹介します。

  • 待遇の良さ
  • 専門性の高さ

それぞれ解説していきます。

待遇の良さ

大手企業は、基本給も高く福利厚生も充実しています。
有給が取りやすいところもあるでしょう。
退職金や企業年金なども中小企業より、十分に支給されます。
そのため待遇の良さを理由に、大手企業への転職を目指す方は多いです。

専門性の高さ

大手企業は、業務ごとに部門が細かく分かれています。
そのため業務において、より深い知識と経験が求められるのです。
それにより専門性を高めることができます。
さらに大手企業は予算も多いので、出張や研修が多くあり専門性を高める機会が多いです。

20・30代が大手企業の経理に転職する方法

日本はこれまで終身雇用が多いといわれてきましたが、現在20代・30代の世代は、一生のうちに少なくとも2~3回は転職を経験するといわれています。
そんな中で転職活動を始めるときに、大手企業に転職したいと考える方は多いでしょう。

 

ここでは20代・30代に分けて、大手企業に転職する方法をご紹介します。

20代:難関資格取得

20代で大手企業に転職するには、経験とともに資格を取得しておくことをおすすめします。

 

まずは経理の資格として、代表的な日商簿記2級を取得しましょう。
持っている方や合格できる自信がある方は、1級取得も挑戦してみてください。

 

ほかにも、税理士やUSCPAなどの資格があります。
税理士であれば自社の税務に携わることができ、非常に専門性の高い仕事をすることができます。
また、外資系企業や海外と多く取り引きをしているグローバル企業をめざす場合はUSCPAも有用です。

30代:マネジメント経験やスキルの積み上げ

30代で大手企業に転職する方法を3つご紹介します。

  • マネジメント経験を積む
  • 前職で経理に関する業務を担当
  • 英語力

一つ一つ解説していきます。

30代:マネジメント経験を積む

30代からは、マネジメント力があるのかを見られます。
管理職になれるだけの経験をしているか、後輩へ適切な指導ができるかなどチームをまとめたり育てたりする力が必要です。
マネジメント力がどのくらいあるのかは、どの大手企業でも見られる部分でしょう。

30代:前職で経理に関する業務を担当

前職で経理の経験がある方は、業務ごとにどの範囲まで対応可能なのかを具体的に説明できるようにしておきましょう。
例えば管理会計の場合、予算・原価・限界利益・損益分岐点・経営管理・資金繰り管理などがありますが、メインで担当していた業務、あるいは最も時間がかかり難しい業務について明示しておくと良いでしょう。

30代:英語力

大手企業の場合はグローバル展開をしていることがほとんどです。
そのため、経理ポジションであっても英語を使う場面があり、英語力を重要視されています。
海外の企業との取り引きに関わった経験があれば、高評価をもらえるでしょう。
このような経験がない方は、TOEICの点数で700点以上を目指しましょう。

経理への転職に成功した事例

経理未経験者と経験者の転職に成功した事例を2つご紹介していきます。

  • 経理→経理
  • 営業→経理

それぞれ解説していきます。

経理→経理

こちらの成功事例は、大手グローバル企業の経理から大手商社の経理への転職に成功した事例です。
この成功事例は、30代の男性でした。
前職では入社時から経理で働き、財務諸表の作成業務まで担っていました。
そしてキャリアアップを望んでいましたが、難しいと判断し転職活動を始めたそうです。
日商簿記2級を取得しキャリアアップの意思もあることから、幹部候補の募集をしていた大手グローバル企業への転職に成功しました。

営業→経理

こちらの成功事例は、人材サービス業の営業からインターネット関連サービス業の経理への転職に成功した事例です。
この成功事例は、20代の男性でした。
営業だったため、それまでは人と関わる仕事をしていました。
しかしお金の重要性に気づき、経理への転職を決めます。
営業だったことから経理に関する資格は持っておらず、転職を決めてから日商簿記2級を取得しました。

転職活動を本格的に始めてからは、経理未経験でも応募できる企業を片っ端から応募し続けます。
準備段階でしっかりと日商簿記という資格を取得していたことは高評価でした。
また面接の際には、営業でどのように結果を残していたかについて細かく説明しました。
それが仕事に誠実に向き合っているところだと評価され、転職成功に結びついたのです。

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まとめ

今回は、未経験者・20代・30代が経理に転職する方法と成功事例をご紹介致しました。

 

経理に転職したい未経験者も経験者も、自分のレベルの一つ上の資格取得から始めてみましょう。
未経験でも、経理に転職している人はいます。
経理でキャリアアップを実現している人もいるのです。
だからこそコツコツ転職活動を続けることで、自分に合った転職先が見つかるはずです。

Profile レックスアドバイザーズ

公認会計士・税理士等の有資格者をはじめとする会計人材専門特化した人材紹介会社。
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