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大阪の会計事務所の求人事情とは

更新日:2023.12.06

税理士の転職お役立ち情報

キャリアステップの階段を上る男性

会計事務所の求人とは

一言に会計事務所と言っても様々な種類があります。まずは会計事務所の業務、その次に必要な経験、スキルなどを解説していきます。

会計事務所とは、公認会計士事務所や税理士事務所、税理士法人をまとめた名称です。
組織上の規定などはありますが、税理士あるいは公認会計士が代表をつとめる、会計や税務を提供する専門家の事務所です。
会計・税務とまとめてみても、それぞれの事務所で行っている業務はさまざまです。
税務をメインに実施している事務所、経営コンサルティングに力を入れている事務所、M&A関連業務に強みを持つ事務所など、幅広くあります。

とはいえ、個人で独立開業している会計事務所は規模が小さく、クライアントも中小企業となるため、税務を求められることが多く、税務メインにしていることが多いです。

ここで補足ですが、公認会計士は税理士登録をすることができます。
「公認会計士事務所」「税理士事務所」というのは代表が持っている資格の名称であり、仕事としてはメインの業務は税務であることがほとんどです。
「会計士事務所」は税務をやらないと勘違いしている方もいらっしゃいますが、お気をつけください。

会計事務所の求人はさまざまありますが、未経験でも転職できるのかをチェックしておきましょう。
結論からいうと、未経験でも転職は可能です。
もちろん経験がある方が有利である点は変わりありません。
会計事務所は会計や税務の専門サービスを提供しますが、最近は分業スタイルが増え、資格がなくとも活躍することができます。
もしも未経験であれば、日商簿記2級の資格などを取得して知識を得ておくと良いでしょう。
記帳代行などの業務からスタートし、知識と経験を積んでいくことができます。
また、会計事務所には働きながら資格取得をめざす人が多いので、段階的にキャリアを積める業界です。

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大阪の会計事務所

大阪の会計事務所を選択するメリット

大阪の会計事務所を選ぶメリットをあげておきましょう。

・上場企業が多数あり、上場企業クライアントを担当するチャンスがある
・中小規模の会社も多く、自分で一通り見ることができる
・大都市のため、地方よりも案件数は多い→会計事務所数も多い
・クライアントとの活発なコミュニケーション

上場企業をクライアントとするのはBIG4税理士法人や大手がほとんどになってしまいますが、地方都市に比較すると担当するチャンスがあります。
上場企業と非上場企業では、四半期決算などの決算のタイミングが異なりますし、税効果会計などの業務の有無など違いがあります。
東京の次に上場企業の多い大阪であれば、担当するチャンスがあります。

また、法人の数も多く、中小規模の会社が非常に多く存在します。
法人顧問をやりたいと考えている方にとっては、さまざまな規模の企業があるため、早い段階で自分で一通りの業務を担当することができます。

また、クライアントの絶対数が地方都市よりも多く、そのため会計事務所も多く存在することになります。
就職や転職をするにあたり、求人件数が多く、選択肢があります。
法人顧問をやりたい、事業承継にチャレンジしたい、再生業務も担当したいなど、キャリアアップのためにさまざまな業務に挑戦したいとき、選択肢が多いことは利点です。

一般的な話となりますが、会計事務所とクライアントの関係を見ると、やはり土地柄でしょうか、コミュニケーションが活発のようです。
ただ月次決算や年次決算を報告したり、税務申告を担当したりするだけではなく、報告の際のコミュニケーションが活発で、経営アドバイスをする機会も自然に増加します。
会計のクラウド化により、会計事務所の仕事は簡素化し報酬が減っていくといわれています。経営アドバイスなどのプラスアルファのスキルは今後の会計事務所にとって非常に重要ですから、積極的なコミュニケーションでスキルアップしていくことができます。

以上、大阪の会計事務所を選ぶメリットをみてきました。

大阪の会計事務所を選択するデメリット

大阪の会計事務所を選ぶデメリットを2つあげておきます。

・上場企業・大企業が東京よりも少ない
・1件あたりの顧問料が下がりやすい

まず、上場企業・大企業が東京と比較すると少ないという点があります。
やはり東京に本社が集まる傾向にあるため、東京と比較するとどうしても少なくなります。
一方で、関西の会社であれば本社は大阪に集まる傾向があるので、少なすぎるということはありません。
ですが、どうしても担当する事務所はBIG4に集中してしまいがちで、上場企業や大企業を担当するにはBIG4を狙わなければならないということになります。

1件あたりの顧問料ですが、これは全国的にも下降傾向だといわれています。
先述しましたが、会計システムのクラウド化が進み、高価なシステムをインストールしたり、その使い方を指導したりする業務が会計事務所からなくなりつつあります。
また、記帳代行等の単純作業も自社で簡単に行えるようになり、会計事務所が担ってきたアウトソース的な役割が減っています。
総合して、法人顧問料が減少しているのです。
またもや一般論になってしまいますが、大阪は金銭感覚に鋭く、無駄なものにはお金を払わないと言われています。
任せる業務が減れば、すぐに減額交渉が入りますので、どうしても顧問料は下がりがちになってしまいます。
会計事務所にとって顧問料は売上の大きな割合を占めることがほとんどなので、事務所全体の売上、ひいては給与に影響してくることも考えられます。

大阪の会計事務所からの次のステップ

大阪の会計事務所からのステップですが、選択肢はいろいろあります。
ましょう。
転居が可能であれば、東京圏での転職を検討するのもひとつです。
が見たいということで大都市の会計事務所にステップアップさせるのは選択肢の一つです。

「働きづらい」と言われていた会計事務所も、まずは東京圏の事務所で働き方改革の取り組みが活発になり、ワークライフバランスの整備、時短制度、リモートワークなどが
やはり上場企業や大企業を担当したいというのであれば、BIG4にチャレンジし導入されています。
徐々に地方にも波及しており、大阪の会計事務所にもその波がきています。
働き方にスポットをあてた転職も可能です。

また、独立という選択肢もあります。
独立開業すると、まずは個人事業主や小さな規模のクライアントを持つことからスタートします。
大阪は事業主や法人が多いため、独立したあとのクライアント獲得のめどが立ちやすく、独立に適した土地柄だといえます。

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まとめ

以上、大阪の会計事務所で求人を探すことについて、その次のステップまでふくめて解説をしてきました。
大阪はクライアントとなる法人の数や規模の面で特徴があり、どんどん経験を積みたいという方にはチャンスのある場所です。
将来どのようにキャリアを積みたいかを考えながら、さまざまな会計事務所の求人の中から選択していってください。

Profile レックスアドバイザーズ

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