転職お役立ち情報
経理の求人情報を見ると、条件が厳しかったり人気の求人はすぐに削除されたりしていることに気づいていますか。
また求人情報の条件が厳しくて、転職したい企業が見つからない方もいるでしょう。
今回は、経理の求人で求められるエクセルのスキルと勉強方法についてご紹介致します。
簿記3級取得だけでは転職活動が不安な方や少しでも有利に転職活動を進めたい方は、ぜひ参考にしてください。
経理の求人でエクセルのスキルは必要?
経理に転職したいのなら、エクセルのスキルは絶対に必要です。
エクセルのスキルが絶対に必要な理由を2つご紹介します。
- 経理の求人情報には、多くの応募条件の中にエクセルが含まれている
- エクセルが使えないと転職できない
それぞれ解説していきます。
一般企業の経理・財務部門への転職を検討中の方向け
転職相談会
経理の求人情報には、多くの応募条件の中にエクセルが含まれている
経理未経験の方で経理への転職を希望している方の多くが簿記3級ばかりに気を取られがちです。
しかし簿記3級以外にもいくつか応募条件があり、その中に頻繁に含まれている1つがエクセルになります。
そのためエクセルのスキルが転職に必ず必要だといえるのです。
エクセルが使えないと転職できない
エクセルはどこの企業でも使われていますが、その中でも経理ではダントツで使用回数が多いでしょう。
例えば、データの分析や表の作成の際に使用されることが多いです。
さらに企業によっては会計ソフトを使わずにエクセルだけで、業務が行われているところもあります。
そのためエクセルのスキルは、必須です。
経理の求人で条件に含まれているエクセルは、どの程度のスキルが必要なのか?
経理の求人情報には応募条件の中にエクセルと書かれていますが、どの程度のスキルが必要かわからない方が多いです。
必要なスキルの度合いとエクセル以上に必要だとされているITリテラシーについてご紹介します。
- エクセルもワードも初級で問題なし
- ITリテラシーの方が重要
それぞれ解説していきます。
エクセルもワードも初級で問題なし
経理で使われることの多いエクセルもワードも初級レベルで、問題ありません。
エクセルは数値や文字の入力、四則計算ができて基本的な関数が使えれば困ることはないでしょう。
また文字のサイズや太字などの変更ができれば、経理未経験者でもすぐに業務に取り掛かれます。
ワードはタッチタイピングと書式設定や印刷設定の変更ができれば、心配はいりません。
ITリテラシーの方が重要
ITリテラシーという言葉を聞く機会が増えている現代ですが、意味をしっかりと理解している方は少ないです。
ITリテラシーとは、適切に情報を活用できる能力のことをいいます。
またITリテラシーはどんな職種の方にも必要な能力のため、エクセルやワードのスキル以上に重要視されているのです。
あまり理解されていないITリテラシーの具体的な2つをご紹介します。
- タッチタイピング
- ショートカット
それぞれ解説していきます。
タッチタイピング
タッチタイピングとは、パソコンのキーボードを見ずに文字入力を行うことです。
以前は、ブラインドタッチといわれていました。
タッチタイピングができるようになると、入力スピードも上がり打ち間違いも少なくなります。
ショートカット
ショートカットはショートカットキーを使うことで、業務の効率をアップしてくれます。
ショートカット機能は豊富にあるので、代表的なものや使用頻度が多いものから覚えていきましょう。
代表的なものは[Ctrl+C]のコピー、[Ctrl+V]のペースト、[Ctrl+S]のファイル保存などがあります。
ITリテラシーを高めることは企業にとって、生産性の向上、セキュリティの強化、不祥事の未然防止など多くのメリットがあります。
そのためITリテラシーが高い人材だと判断されれば、より転職活動で有利になれるでしょう。
経理の求人条件に該当するためのエクセル勉強方法
エクセルをほとんど使ったことのない方は、実際に触りながら勉強する方法が一番早く上達するものです。
仕事と転職活動を並行しながら、エクセルの勉強をされる方のための勉強方法を3つご紹介します。
- サイト
- アプリ
- 生活の場面ごとに勉強する教材や分野を決めておく
1つ1つ解説していきます。
サイト
おすすめのサイトは、『Be Cool Users Office』、『Udemy』、『100Excel』の3つです。
Udemyのみは有料サイトですが、全て実践学習もできます。
最新スキルを学びたい方にはBe Cool Users Office、学習内容の質の高さを求める方にはUdemy、基礎から学びたい方には100Excelがおすすめです。
自分の学びたい分野やこだわりに合わせて、サイトを選びましょう。
アプリ
アプリは隙間時間に勉強しやすいので、1つインストールしておくと良いです。
おすすめは、『表計算関数 使い方を覚えて作業効率アップ』と『仕事で役立つ表計算の技』です。
両方とも無料でインストールできます。
『表計算関数 使い方を覚えて作業効率アップ』は、関数をマスターしたい方におすすめです。
『仕事で役立つ表計算の技』は初心者や中級者向けで、エクセルの技を200種類以上も学ぶことができます。
生活の場面ごとに勉強する教材や分野を決めておく
これは勉強する時間がなかなか作れずに、隙間時間で勉強したい方におすすめの方法です。
例えば会社に行くまでの時間は関数を勉強して、帰りの電車では基礎の復習をするなど場面ごとに決めておきます。
こうすることで、複数の分野を同時に勉強することが可能です。
社会人であれば、隙間時間の有効活用は必ずするべきでしょう。
経理の求人でエクセル以外に応募条件に含まれていることが多いものは何か
経理の求人情報を見ると、実は応募条件が多いことに驚くでしょう。
しかし企業規模や業種によって、条件は少しずつ異なるものです。
その中でも必ず含まれている応募条件を3つご紹介します。
- word
- 3年以上の実務経験
- 簿記2級
1つ1つ解説していきます。
word
wordはどの業種もどんな企業規模でも、必ず応募条件に含まれているものです。
そのためエクセルと同じく勉強しておきましょう。
3年以上の実務経験
3年以上の実務経験を持っていると、応募できる企業が一気に多くなります。
そのため現在経理で働いている方は、転職を考える前に3年以上は同じ企業で勤めて少しでもスキルアップをしておくと良いでしょう。
実務経験に関しては、未経験の方は仕方がないことなので未経験でも募集しているところを探しましょう。
簿記2級
経理は簿記2級を取得していると、有利に転職活動を進められることが多いです。
また簿記は1〜3級までどの級からでも受験可能になっています。
そのため勉強を進めながら転職活動をして、面接では2級取得のために勉強していることをアピールしましょう。
企業によっては、向上心ややる気があると判断してもらえることもあります。
まとめ
今回は、経理の求人で求められるエクセルのスキルと勉強方法についてご紹介致しました。
求人情報を見て応募条件が厳しく転職できないと思っていた方も、エクセルやワードのスキルを磨くことから始めてみましょう。
また実務経験がなくても少しのスキルや資格があれば、応募できる企業はあります。
実務経験や資格がなくても、経理を目指すことは可能です。
できることから少しずつ始めて、目標とする企業への転職を目指しましょう。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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