転職お役立ち情報
経理に転職したいけれど、未経験で資格もないからと諦めていませんか。
自分には向いていないだろうと、思い込んでしまっている方もいるかもしれません。
今回は、経理未経験者が転職するメリット・準備すべきもの・向き不向きを解説致します。
経理未経験でも経理に転職したいと思っている方や、経理へ転職するために何から始めなければいけないかわからない方は、ぜひ参考にしてください。
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転職準備に確認すべき経理への向き不向き
経験への転職準備を始める前に自分が経理に向いているのか確認してみましょう。
今回は、経理で働くなら絶対に当てはまっておきたい4つをご紹介していきます。
- 勉強を続けられる
- 数字に強い
- 長時間のデスクワークが苦痛でない
- モチベーション管理が得意
1つ1つ解説していきます。
勉強を続けられる
経理の仕事をするためには、常に勉強し続けなければなりません。
経理の仕事と切っても切り離せない税金のルールは、変化し続けます。
そのため勉強すること自体に拒絶反応がある方は、経理が向いていないといえます。
反対に勉強することが嫌いでなければ、経理に向いているといえるでしょう。
そしてルールが変化する環境に対応するため、新しい知識や情報を得ることが好きな人であれば、より経理に向いているといえます。
数字に強い
経理の仕事内容は、常に数字と隣り合わせです。
そのため嫌でも毎日数字を扱わなければなりません。
その環境の中で数字に強ければ、仕事がしやすくなります。
数字に強いというのは、請求書や報告書を見たとき、すぐにミスに気づいたり正確さを判断できたりすることです。
そんな能力は、頭の柔らかい子供の頃でなければ身につかないと思っていませんか。
しかし数字に強くなるのは、大人になってからでもできるようになります。
特別勉強する必要はないので、日常生活を送る中で数字に出会う場面がある度に、考える癖をつけましょう。
長時間のデスクワークが苦痛でない
経理の仕事は、他の業種と比べても非常にデスクワークの時間が長いです。
例えば営業であれば、デスクにいる時間はほとんどありません。
しかし経理は、デスクでの業務がほとんどになります。
これは企業規模が変わっても、デスクでの業務が圧倒的に多いことに変わりはありません。また税理士との話し合いがあったとしても出向く必要はなく、税理士が会社に来てくれます。
そのため外出するような業務は、ほぼありません。
このように同じデスクで、長い時間業務をこなせる人でなければ経理で働くことは難しいでしょう。
モチベーション管理が得意
経理はデスクでの作業が非常に多いので、気分転換をする機会がありません。
さらに自分で成果を生み出すような業種でないため、褒められたり達成感を感じたりしにくい傾向があります。
そのため、仕事へのモチベーションを保つことが難しいです。
モチベーション管理が得意な方であれば、経理の仕事を長く続けていけるでしょう。
経理に転職するメリット
経理へ転職するメリットを2つご紹介します。
経理への転職を目指す方の多くが2つのメリットのどちらもに魅力を感じているとされています。
- 働くリズムが作りやすい
- 他でも活かせる知識が身につく
1つ1つ解説していきます。
働くリズムが作りやすい
経理であっても、残業がある会社がほとんどです。
しかし完全週休二日制のところが多いため、休日はしっかり休めます。
繁忙期がはっきりしているのでプライベートと仕事をきっちり分けたい方にとって、働くリズムが作りやすい点はメリットでしょう。
また繁忙期が決まっているので、一年間を通してのスケジュールが立てやすいです。
そのため、幼いお子さんがいる方でも働きやすいでしょう。
他でも活かせる知識が身につく
経理の仕事が一通りできるようになると、会社の良い点も問題点も知ることができます。
この知識があれば新しい企業に転職しても、数字から会社内の課題や問題などを分析することができるのです。
しっかりと数字から企業を判断できる人は、重宝するはずです。
また独立してフリーランスになっても、確定申告の際に知識を活かすことができます。
経理への転職で準備するべきもの
経理に転職する際に必ず準備しなければならないものを3つご紹介していきます。
- 資格
- 経験まとめ
- コミュニケーション能力
1つ1つ解説していきます。
資格
資格は経理未経験での転職を考えている方は、必ず準備しておかなければなりません。
経理は未経験の場合、転職が難しくなっています。
そして経理未経験で資格なしでは、希望している企業どころか、転職ができない可能性さえあるのです。
だからこそ経理と関係のある資格を一切持っていない方は、日照簿記3級を取得するところから始めましょう。
経験まとめ
経理は未経験でも、これまでの経験の中から経理で活用できる業務が少なからず誰にでもあるはずです。
例えば、受付担当だったのでコミュニケーション能力があることや帳簿付けを行なったことがあるなどです。
自分には、絶対にそんな経験はないと思いこんでいる方もいるでしょう。
しかし1度、雑務まで範囲を広げて書き出してみてください。
できれば書き出したものを経理の経験がある方に見せてみると、活かせる経験が見つかりやすくなります。
コミュニケーション能力
経理ならデスクワークばかりだからコミュニケーション能力なんて、必要ないだろうと思っている方もいるでしょう。
しかしお金と密に関わる経理の仕事は、計算ミスがないように何度も確認作業を行います。
さらに、同じ部署ではない方とも書類のやり取りが必要です。
経理でのコミュニケーション能力は、良い人間関係を築く以上にミスなく業務をスムーズに行うために必要だといえます。
経理への転職の面接で準備すること
転職も新卒一括採用の面接も、複数回行われるはずです。
面接では会社とのマッチング、今後のキャリアビジョン、入社意欲などを確認されます。
面接の前から確認されることはわかっているのですから、必ず準備すべき3つをご紹介していきます。
- キャリアビジョンを明確にしておく
- 企業を徹底分析
- 複数のアピールポイントを探しておく
1つ1つ解説していきます。
キャリアビジョンを明確にしておく
面接では、キャリアビジョンについて聞かれることもあります。
必ず転職したい経理でのキャリアの延長線上にある具体的な目標を決めておきましょう。
企業の徹底分析
面接の時に担当者の心に刺さる志望動機を考えるためにも、企業の徹底分析は必ず必要です。
会社概要や業務内容などの会社情報から経営理念や競合他社も調べておきましょう。
できる限り会社について多くの情報を得ておくことで、より具体的な志望動機ができあがります。
複数のアピールポイントを探しておく
経理は営業やサービス業とは異なり、自分の長所や短所と経理がどのように結びつくのか考えづらいです。
自分でもどの点が経理に向いているのかわからないという方は、少なくありません。
そして他の部署との関わりが多いことから、コミュニケーション能力をアピールすることは必須といえます。
コミュニケーション能力以外に数字が好きであるとか気配りができるなど、他のアピールポイントも2~3つほど用意しておきましょう。
まとめ
今回は、経理未経験者が転職するメリット・準備すべきもの・向き不向きを解説致しました。
未経験の業種への転職活動は、何から手をつけたらいいのかわからないでしょう。
さらに準備すべきものが多すぎて困ってしまいます。
まずは準備すべきものを書き出して、優先順位をつけて1つずつやっていきましょう。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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