転職お役立ち情報
第二新卒で経理として転職するのは難しいのではないか?と考えるかもしれません。
実際に第二新卒として転職する人が少ないということではありませんので、臆することはありません。
今回は第二新卒でも成功できる経理への転職について解説します。
第二新卒での転職とは
第二新卒での転職とは、就職した後数年で転職することです。
状況はさまざまですが、実務経験が少ない状況での転職となるので、難しいとも考えられます。
一方で、第二新卒は一般的に会社に染まり切っていないので、柔軟な対応ができるのです。
第二新卒での転職について3つに分けてご紹介していきます。
- 第二新卒はどういう人?
- そもそも第二新卒で転職はOK?
- 第二新卒での転職の特徴
1つ1つ解説していきます。
第二新卒はどういう人?
第二新卒とは、一般的に就職後3年以内程度の人たちを指します。
新卒ではありませんが、就職後間もないので、第二の新卒という意味での呼び方です。
会社に馴染めない・言われていた業務と異なる・残業が多いなど、不満により転職したいと考えることも多いでしょう。
定義があるわけではないので、実際にはもっと実務経験を積んでいる人材が含まれることもあります。
そもそも第二新卒で転職はOK?
第二新卒は、一般的にはあまり印象は良くないと考えるかもしれません。
一方で、就職後会社に合わず辞めてしまう人は少なくないのが実情です。
会社自体の体制が整備されていない場合も数多くあるので、事情を説明すれば問題ありません。
安心して転職活動を行っていくことができます。
第二新卒での転職の特徴
第二新卒は、一般的に実務経験が少ないことがあげられます。
その中でどのような実務経験を積んできたのかは、明確に伝えていく必要があります。
第二新卒に求められているのは即戦力としての実務経験ではない場合が多いです。
どのように働いていくつもりなのか、ポテンシャルを見られているケースも多いのが実情と言えます。
企業が何を求めているのかを把握して、相手に合わせてアピールしていくことが大切です。
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経理の仕事とは
経理の仕事は、会社における取引記録を残す事だけではありません。
多種多様な業務があり、専門的知識を必要としています。
経理における計算結果を利用することで、最適な意思決定を行えるようになってきます。
会計は会社における幹であり、運命を左右すると言っても過言ではありません。
経理における仕事について、4つに分けてご紹介していきます。
- 経理の業務とは?詳しく解説
- 若手が担う経理の業務はどういうものか
- リーダーポジションの経理業務
- 経理のマネジメントポジションの役割
それぞれ解説していきます。
経理の業務とは?詳しく解説
経理の業務として定常的に行うのは、会計システムを利用した記帳業務と言えます。
記帳業務とは、会社で行った取引を「仕訳帳」や「総勘定元帳」へ記帳することです。
他にも、以下のようなさまざまな業務を行っていきます。
- 請求書などの発行
- 請求書などに基づく支払い
- 現預金の確認
- 給与計算
- 税金や社会保険の納付
- 月次決算、年次決算
これだけではなく、多様な業務を行うのが経理の特徴です。
若手が担う経理の業務はどういうものか
若手は、基本的な業務を担うことが多いと思います。
出納・記帳など、経理の基礎を学びながら働いていかなければなりません。
その他、電話対応などの雑務も必要に応じて行います。
リーダーポジションの経理業務
リーダーポジションの場合には、日常業務は一通り把握しています。
若手が行った会計・税務などの確認を行うことが増えてきます。
リーダーは、人材育成を行うポジションにあると言えるかもしれません。
経理のマネジメントポジションの役割
マネジメントポジションの場合には、経営層との関わりが強くなってくることが想定できます。
経営で利用できる数値の集計を任されれば、適切に指示を出して、報告しなければなりません。
適切にコミュニケーションを行いながら、管理していく能力が必要になってきます。
若手の経理ポジションに求められること
経理として働くのには、実務経験が大切です。
これは第二新卒でも変わらず、経験を積んでいく必要があります。
会社における役割を適切に担っていくためには、どのような内容が求められているのか把握しなければなりません。
若手の経理ポジションとして求められていることを、4つに分けてご紹介していきます。
- 新しい業務にチャレンジする吸収力・意欲
- 数字に対する正確性
- 経理チーム内でのコミュニケーション
- 営業や販売部門とのコミュニケーション力
1つ1つ解説していきます。
新しい業務にチャレンジする吸収力・意欲
経理には多種多様な業務があります。
新しい業務にチャレンジして、吸収していかなければなりません。
指示を受ける前に、意欲的に行動していく事が大切です。
数字に対する正確性
経理では、数字を計算する業務が多いです。
数字は桁が異なれば、大きなミスに繋がる危険もあります。
少しのミスも許されないことから、緊張感をもって正確な計算を行わなければなりません。
経理チーム内でのコミュニケーション
経理は、通常1人で行っているわけではありません。
1人のミスが経理全体のミスになっていくことも考えられます。
適切なコミュニケーションにより、ミスを減らして、効率的な業務としていく必要があるのです。
営業や販売部門とのコミュニケーション力
経理は、経理部門内だけではなく、営業や販売部門など、他部門との連携も必要になってきます。
経費の相談などは頻繁にあり、コミュニケーションを取らなければならない場面が数多くあるからです。
スムーズな連携が図れるように、コミュニケーション力が大切になってきます。
第二新卒で経理の転職を成功させる方法
第二新卒で経理の転職を行うのは、心配いりませんが、簡単ではありません。
抽象的に考えていると、なかなか転職が決まらないことも考えられます。
目標を具体的にして、実行していくことが必要です。
今まで自身が行ってきた実務経験を明確にして、把握していかなければなりません。
第二新卒で経理の転職を成功させる方法について、5つご紹介していきます。
- 経理→経理の転職の場合
- キャリアチェンジの場合は活かせる経験をピックアップする
- 資格取得・知識の勉強などをアピール
- 入社後にやりたいことを具体的に
- 今後のキャリアプランを具体的に
それぞれ解説していきます。
経理→経理の転職の場合
経理から経理の転職の場合には、実務経験が少なかったとしても、経理として実務で働いてきたのには違いありません。
今まで行ってきた経理としての実務経験を、アピールしていくのが肝心です。
数年の実務経験の中で、会計システムを利用してどのような業務を行っていたのか、具体的に考えておく必要があります。
また、他にも給与計算など、任されていた業務があれば、伝えていくと良いです。
キャリアチェンジの場合は活かせる経験をピックアップする
キャリアチェンジの場合には、なぜチェンジするのかが大切です。
慎重に考えなければ、経理も続かないと思われてしまうかもしれません。
過去の業務よりも、なぜ経理を選択したのか、明確にしておく必要があります。
その中で、過去の業務が経理としてどのように役に立つのか、把握しておくとアピールポイントになります。
資格取得・知識の勉強などをアピール
実務経験があれば即戦力になりますが、実務経験がなくても勉強したことがあるのとないのでは大違いです。
簿記や税務検定など、経理として必要な知識を学んだ経験のある方は、優位になることも考えられます。
既に資格を取得している場合には、資格の取得を通じて学んできた内容を伝えると、入社後にさまざまな業務を任せてもらえる可能性が高まります。
入社後にやりたいことを具体的に
入社後に経理としてどのような業務をこなしていきたいのか、具体的に把握しましょう。
やりたいことが明確にあれば、意欲が増してくるはずです。
第二新卒の場合には、このポテンシャルが大きなアピールとなり、採用担当者に伝わる可能性が高くなります。
入社後の自身の立ち位置を考えながら、やりたいことを明確にしていきましょう。
今後のキャリアプランを具体的に
自身のキャリアプランが明確でないと、主張に乱れが生じます。
一貫性がないと、相手が不安に感じてしまうかもしれません。
長期的にどのようなキャリアを積んでいきたいのか、考えてみる必要があります。
その為に、短期的な業務として何を行わなければならないのか、具現化していかなければなりません。
入社後におけるキャリアプランが、実現できる会社に応募することが大切です。
まとめ
今回は、第二新卒で経理の転職は成功できるのか?について解説してきましたがいかがだったでしょうか。
第二新卒が転職するのは難しいのではないかと考えがちですが、そんなことはありません。
簡単ではないにしても、状況は人により異なるので、臆することはないです。
なぜ経理として転職する必要があるのかを明確にして、アピールすることが求められます。
第二新卒に実務経験の豊富さが求められることは少ないので、ポテンシャルの高さが見られていることに注意しましょう。
Profile レックスアドバイザーズ
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