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コンサルティングに必要な英語力について解説していきます。
グローバル経済におけるコンサルティングの役割を考えると、英語力は必要不可欠と言えます。
ではどれくらいの英語力が必要なのか、紹介していきます。
グローバル経済におけるコンサルティングの役割
グローバル経済では、英語を利用してコンサルティングを行うこともあります。
業務の幅が広がり、業績をあげることができるからです。
今回は、グローバル経済におけるコンサルティングの役割について、3つに分けてご紹介していきます。
- 国際間取引の増加
- コンサルティングは国内に留まらない
- 海外会社とのM&Aや組織再編
1つ1つ解説していきます。
国際取引の増加
昨今では、取引が国内だけに留まらず国際取引に発展してきました。
国際取引からそれぞれの国同士で連携を強めて、グローバル経済と言われているのが今の現状です。
それぞれの国の資源を活かした製品の輸出入で、持続可能な経済を目指しています。
会社同士における取引規模拡大が、世界規模になっているのです。
コンサルティングは国内に留まらない
取引規模が国内だけにとどまらない以上、コンサルティングの対象も国内に限定していては不十分です。
海外を対象にした案件の受注や、現地における情報収集が必要な場合もあります。
グローバル経済においては、海外の会社もコンサルティングの対象として、積極的に行動していくことが大切です。
海外会社とのM&Aや組織再編
グローバル経済が発展していくにつれて、海外会社とのM&Aや組織再編が進んでいくことも想定されます。
海外会社とひとつの報告単位になったり、子会社や親会社になる場合も増えていくかもしれません。
それぞれの国の特徴を把握し、かつ社会の変化に適応してコンサルティングしていくことが求められてきます。
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コンサルティングに必要な英語力
コンサルティングでは、経営に関してコミュニケーションを行います。
英語を利用してコンサルティングを行う場合には、英語を理解していることが大切です。
一定程度の英語力がなければ、コンサルティング業務を円滑に進めることができません。
コンサルティングに必要な英語力について、3つに分けてご紹介していきます。
- TOEIC700点レベル程度
- 実際にコミュニケーションが取れることが大切
- 英語でコンサルティングができる人
それぞれ解説していきます。
TOEIC700点レベル程度
基本的に、英語が必要と言われている会社はTOEIC700点レベルが基準になります。
英語をある程度理解している基準として用いられているのが、TOEIC700点レベルです。
勉強をしてきた方にとっては、そこまで難しくないかもしれません。
一方で、英語に触れてこなかった人は厳しい条件になることもあるので、早めに学んでいく必要があります。
実際にコミュニケーションが取れることが大切
TOEIC700点レベルなどが基準として用いられますが、コミュニケーションを取れることのほうが大切です。
細かい英文法のミスが問題となる試験と異なり、実務ではコミュニケーションがとれなければなりません。
実際に、英語を使ってコミュニケーションをとれることが求められているのです。
英語でコンサルティングができる人
英語でコンサルティングを行う場合には、英語の学習に着眼点がいきがちです。
そもそもコンサルティング自体が簡単ではなく、専門的知識を必要とします。
英語を第一言語とするネイティブスピーカーであったとしても、コンサルティングができるとは限りません。
英語が話せるようになるだけではなく、英語でコンサルティングができなくてはいけないのです。
コンサルタントが英語力を伸ばす方法
コンサルタントで英語を使っていく場合には、ビジネスで使う英語力を伸ばしていくことが望ましいです。
一方で、英語力は直ぐに伸ばせるものではなく、計画的な学習が必要になります。
コンサルタントとして利用できるように、実践的な英語を身に着けていくことが大切です。
コンサルタントが英語力を伸ばす方法について、2つご紹介していきます。
- ビジネス英会話教室
- オンライン英会話
1つ1つ解説していきます。
ビジネス英会話教室
ビジネス英会話教室では、実際に足を運びながら、ビジネス英語を学べるのが特徴です。
複数人と英語を話しながらコミュニケーションをとれるので、周りの様子も伺うことができます。
目的別に体制が整備されており、効率的な英語学習が可能です。
実際にビジネス経験のある講師陣が教えてくれるので、実践的なビジネス英語の学習が可能です。
オンライン英会話
オンライン英会話は、場所を選ばず勉強できるのが特徴と言えます。
足を運ぶ必要がないので、あまり時間がとれないビジネスパーソンにおすすめです。
24時間対応可能であったり、録音してあとで復習できたりもするので、働きながらビジネス英語を学ぶのに適しています。
コンサルティングで活用できる英語以外のスキル
コンサルティングで英語を活用するにしても、英語は適切にコミュニケーションを図るツールでしかありません。
英語が話せたとしてもそれでビジネスが出来るわけではなく、実際のコンサルティングで必要な能力を高めていくことが大切になってきます。
コンサルティングで活用できる英語以外のスキルについて、3つに分けてご紹介していきます。
- 経営能力
- 質問・洞察力
- 問題分析・解決能力
それぞれ解説していきます。
経営力
コンサルティングでは、クライアントの問題を解決していく役割があります。
経営について助言するためには、経営力が大切です。
会社のお医者さんとして機能するので、事前に経営に精通している必要があります。
英語と合わせて経営力があれば、実際に業績をあげる為の方法を提案できるのです。
質問力・洞察力
コンサルタントは、クライアントに対して質問を行い、状況を把握しなければなりません。
正確に問題を把握するために、適切な質問をする必要があります。
洞察力がなければ、最適な方法を提案することができません。
コンサルティングでは、英語でコミュニケーションがとれるだけではなく、質問を通じて問題を発見できる能力が必須になるのです。
問題分析・解決能力
会社の現状を理解して、問題を発見した場合、分析して解決しなければなりません。
問題をロジカルに捉えて、多角的視点で考察していく必要があります。
業界について学んだり、クライアントと信頼関係を築き上げていくことで、話しやすい環境を作れます。
英語でコミュニケーションがとれることに加えて、コミュニケーション力自体も磨いていくことが大切です。
まとめ
今回は、コンサルティングに必要な英語力について解説してきましたが、いかがだったでしょうか。
コンサルティングに英語は必須ではありませんが、グローバル経済で英語が必要になることは多々あります。
実際に幹部になるために「TOEIC〇〇点以上」などと基準が設けられているコンサルティングファームも存在しているのです。
英語でコミュニケーションがとれるようになり、グローバルに活躍できるコンサルティング力を身に着けて行くことが重要になります。
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