【経理】人柄の良さと社風の相性を訴求し、50代でのキャリアアップ転職に成功

転職相談にいらした、50代男性。40代前半まで非上場企業の経理部長（プレイングマネージャー）として活躍していました。

リーマンショックの時に会社の業績が悪くなり、本社が地方へ移転するにあたり止むを得ず退職。

縁あって現職に就業しましたが、業務内容は単純な仕分けや日常業務が殆どで今までの経験が活かせず、やりがいを持てないとの事でレックスアドバイザーズの転職相談を予約しました。

とはいえ、業務内容の割に待遇面が恵まれていたことや、年齢のこともあり、無理をしての転職活動はしていないとのこと。良い求人があればと、今後のキャリアを模索していました。

カウンセリングを通じ、ご志向を整理し、大きく下記のポイントを軸に転職活動を開始しました。

1. 今までの経験が活かせる環境
2. 年収が下がらない
3. 経営者との距離が近い事

現職に就いてから約7年、経理としてのブランクがあったため転職活動に苦労していました。

弊社から、年齢、ブランクがあっても応募可能な案件を複数社ご紹介。

そのうち1社は経験と柔らかく頼りがいのあるお人柄がマッチしていると判断し、是非一度会っていただけるよう会社側に勧めた結果、書類選考を通過となりました。

この会社は50名程度の家族経営の会社。現在の社長は息子に会社を引き継ぐため、息子のサポートをしてもらえるような方に入社してほしいと考えていました。

相談者様としても今までの経験が活かせる経理責任者ポジションであり、経営陣に近い立場でやりがいと責任を強く感じたようです。

会社側はブランクが気にはなったようですが、それまでの経歴が素晴らしく、即戦力としてご活躍いただける方と高い評価をいただきました。

結果、面接の段階で口頭にて内定をいただき、ご相談者様も即決で快諾いただけました。

ご相談者様の年齢とブランク期間もあり転職サポートは難航するかと思いました。

しかし、初回の面談で「ご相談者様が何故転職したのか？」「現職でどのような不満があるのか？」「次の転職先で何を叶えたいのか？」をしっかりと確認させていただいたことによって、今回のご縁が結べたと思います。

経験と年齢だけではなく、人物面の相性が決め手となった事例でした。