企業別インタビュー
「令和会計社だから、業務と資格取得が両立できた!」そのサポート体制を聞く
更新日:2024.10.02
「業務と資格取得を両立させたい」。会計事務所が抱えるその課題をクリアし、税理士試験合格などの結果を出しているのが、税理士法人 令和会計社です。レックスアドバイザーズの紹介で入社し、実際に結果を出したおふたりにその秘訣を伺いました。
2019年の分社後、引き続き大手企業向けに税務サービスを提供している「税理士法人令和会計社」は、働きやすい職場環境を実現しています。実際に今回の取材でも、時差出勤・早朝残業・資格取得のための休暇といった柔軟な勤務体制が整っていることで、「資格の勉強がしやすい」「女性が働きやすい」という話を聞くことができました。
今回お話を伺ったのは、レックスアドバイザーズからの紹介で令和会計社に入社したおふたりです。柔軟な勤務体制などをフル活用し、入社後に篠田雅代さんは見事税理士試験2科目合格、吉川弥人さんも着実に3科目合格を達成しています。
なぜ会計業界で働こうと思ったのか
本題に入る前に、おふたりはどういうきっかけで会計業界を目指したのですか?
篠田雅代(以下篠田):私は就職氷河期に大学を卒業し、企業の一般事務として働き始めました。当時は結婚や妊娠で会社を退職する女性がまだ多かった時代で、私も出産後に子育てに専念するため一旦専業主婦となりましたが、でもなんだかもの足りない、社会に関わっていたいと思い始め、また仕事を探し始めたんですね。
ただ、小さい子供がいると正社員採用はなかなか難しく、派遣・パートとして働くことになりました。とある会社の情報システム部で働き始め、その後経理部の仕事も手伝うようになり、その経理部で会計の仕事をしている女性を見てかっこいいと思ったのが、会計の仕事に興味を持ったきっかけです。わりと年配の女性だったのですが、実に活き活きと働かれていて、私もああなりたいと思いました。それで通信教育で勉強を始めて、地道に簿記の3級・2級と取得していき、そこから会計事務所に勤めたいと思い転職をしました。
やはりパートとして小さな会計事務所に入社して、そこで会計の仕事をイチから教わり、税理士資格取得という高みを目指すようになります。歳を重ねてもかっこいい女性になりたいなと(笑)。でも、1科目を取得して2科目に進むにつれ、だんだんと勉強がハードになっていきます。当時の事務所は勤務時間の融通が効かず、仕事と勉強の両立が難しかったんですね。それで、柔軟に働きながら資格の勉強もできる職場はないかなと思い、レックスさんで転職活動をスタートしました。
吉川弥人(以下吉川):私は大学時代にスキーサークルに入っていて、長期休みは地方のスキースクールで住み込みのバイトをしていました。そこのスクール長と親しくなり、経営の悩みを聞く中で、経営者は、スクールの運営だけでなく税金や会計も見る必要があることを知ります。特にひとりで経営をされている場合は、お金の悩みも全て自分で抱えなければならなくて大変です。そして、そんな経営者の味方になれる、「顧問税理士」という存在をそこで初めて知ります。経営者に寄り添える税理士に税務は任せれば、会社の運営に集中できる。税理士は人を助けることのできるやりがいのある職業だなと思い、会計業界に興味を持ちました。
大学卒業後は、専門学校で1年半ほど税理士科目の勉強に専念していましたが、そろそろ就職も考えなければと思い、レックスさんに相談をしました。
レックスで転職をしてみて、いかがでしたか?
吉川:1科目の合格が決まり、2・3科目めの勉強も半ばくらいまで進んだタイミングで、そろそろ実務に挑戦してみようと思い、レックスのアプリを何気なくダウンロードしたところ、担当者からお電話をいただきまして。そこからは怒涛の勢いでしたね(笑)。会計事務所の希望を出してから、面接~就職までとてもスムーズでした。志望動機の添削や面接対策も、毎週のように親身になってアドバイスをいただけましたし。就職経験のない自分からしたら、ものすごくありがたかったです。
篠田:先ほどお話しした、最初に勤めた会計事務所の所長さんが、「レックスさんで採用した人は長く働いてくれる。採用で何かあれば、レックスさんで」といつも言っていました。実際、当時事務所に所属していた3名の税理士先生もみなさんレックスさんからの紹介で、長いこと働かれていましたし。私も次に転職をしたら長く働きたいと思っていたので、レックスさんに登録をしました。
レックスさんのアドバイスは本当に役に立ちました。「あなたが納得する事務所じゃないと長くは続かない。何かひとつでも懸念点があるんだったら、採用が決まっても行くべきかはよく考えた方がいい」と本音で言ってくださって、ありがたかったです。私はけっこう優柔不断なタイプなので、採用をいただいてからもどうするか悩んでいたのですが、「焦らないで、本当にその事務所が自分に合っているのかをよく考えて」と、最後まで念押ししてくださいました。転職する人と本音で向き合い、思いを尊重してくれる。そうしたアドバイザーがいるからこそ、レックスさんの紹介や派遣で長く働く方も多いのではと思っています。
入社の決め手となったポイントは?
篠田雅代さん
ありがたいご意見、社内でも共有しておきます。また本日ですが、管理部の横山さんにも同席いただいています。横山さんも自己紹介をお願いできますでしょうか。
横山由季(以下横山):私は令和会計社の前身となる法人の頃から働いています。私は、転職の際の面接で「最寄駅からバスで家まで帰ります」と伝えると、当時の代表が「帰りが遅くなると夜道は大丈夫ですか?」と心配してくださったのがとても印象的で、そんな代表の人柄に惹かれ、そのような温かい会社で働きたいと、入社をしました。それが2007年で、今年で18年目になります。いまは管理部で、マネージャーとして人事と総務をメインに見ています。
2019年に分社し、税務部門と会計部門が分かれたそうですね。
横山:元々前身の法人は、創業以来40年以上一気通貫で、会計・税務のどちらのサービスも提供してきたのですが、お客様のニーズが年々変化し、未経験の新入社員も増えていく中で、専門性を高めることでお客様により喜んでいただけるのではと考え、会計と税務を分社化しました。
分社当時、税務部門の「令和会計社」は37名でスタートし、いまでは考えられないくらい忙しかったのですが、その後はありがたいことに採用もうまくいき、現在は正社員だけで55名規模まで拡大できています。
篠田さんと吉川さんは分社後の2023年の入社となりますが、いまの令和会計社に入社を決めたポイントはどこでしたか?
篠田:試験直前の休暇制度などの柔軟な勤務時間体制がある点が、入社の決め手でした。他の会計事務所は、面接では「働きながら勉強できますよ」と言っていただきつつ、具体的な内容を提示いただけませんでしたが、その点で令和会計社は違いました。早朝から勤務ができたり、用事で中抜けをしても調整できたりと、柔軟な勤務体制がとても魅力的でした。
吉川:当時1科目合格で業務未経験の自分を受け入れてくれて、さらに大きなクライアントを担当するチャンスがもらえそうな事務所なんてこの先ないのではと思い、令和会計社に飛び込みました。働き方や資格取得支援については後から実感することになるのですが、とにかく大きな事務所で経験を積むチャンスを逃したくないという勢いで、入社をしました。
現在の所属部署や業務内容、また実際働いて感じていることなどを聞かせてください。
篠田:案件ごとに3~4人のグループがあるのですが、その中で私は案件の主担当として、会計法人から受領した会計データを申告書に作成をし、それを確認者に渡すまでの業務を担っています。申告書を作る仕組み作り、税務の意見書作成、クライアントのメールや電話対応といった窓口業務も担当しています。
吉川:僕も同じで、主担当として資料を見ながら申告書を作成し、その後に資料と併せて管理者に書類を渡して確認してもらう、一次作業者としての業務を担っています。主担当を任された当時はうれしかった反面、こんな大企業を自分が担当して大丈夫だろうか…という不安もありました。ただ基本的に自分ひとりで進めることはなく、作業をしながら必ずフィードバックがもらえる体制になっています。まだすべての不安が解消されたわけではありませんが、それを解消するために上長が付いてくださっているのはとても励みになります。その体制があるからこそ、繁忙期の大変な時期も乗り越えられるんじゃないかなと思います。
篠田:以前の職場は顧客が中小企業メインで、会計から申告書まで全部ひとりで担当し、所長にチェックしてもらうところまでやっていました。でも今は、私が仕上げた申告書などをチーム内で確認し、上長からもフィードバックが返ってくるというやり取りを挟みます。上長のサインやクライアントの承認などのやり取りの多さにびっくりしている部分も正直ありますが(笑)、自分だけのスケジュールでパパッと物事を決められない、相手の状況を考えながら仕事を進めないといけない仕事の進め方を、今回初めて経験しているので、刺激的だったりします。自分では気づけない点を指摘していただけることで、多くの学びにつながってもいます。またここ数ヶ月で新しい知識が一気に増えていて、頭をフル回転させ、全方位にアンテナを張る必要があるとも感じています。
資格取得支援について
吉川弥人さん
資格取得支援についても聞かせてください。
横山:これに関しては私がお答えしますね。弊社の顧客は3月決算の法人が多いので、4月・5月が最も忙しいんです。なので、3月決算の担当案件の終わりが見え始めるゴールデンウィーク明けに上長と本人とで面談をして、働き方などを決めていきます。
資格取得に向けた休暇では、税理士試験受験者全員に3日間の試験休暇と、在籍時最大20日間の特別休暇があります。それに有給休暇や夏季休暇をうまく組み合わせて、8月の試験に向けてみなさんスケジュールを調整しています。特別休暇の20日間に関しては、一気に取る方もいますし、今年は5日間だけという感じで分けて取得する方もいます。長く休む際は上長と相談し、サポートを他のメンバーに依頼したり、業務調整が入ったりします。
吉川:同じく科目合格を目指している方がいて、みなさん諦めずにがんばっている中で自分もがんばろうと思えるのも、良い環境です。またその学びが業務と結び付けられるのも、勉強を継続できるひとつの要因かもしれません。
篠田:同じ科目を受ける仲間がいるのは、私も大きいですね。ひとりじゃないんだと思えることがプラスに作用していると感じていますし、私だけ落ちたらまずい、がんばらなきゃと、モチベーションも自然と上がります(笑)。
実際どうやって、業務と勉強を両立していますか?
篠田:私は、今は土日メインの予備校に通っています。早く帰れる非は予備校の自習室に寄って勉強をしてから自宅に帰り、夕飯を作ったりしますが、今は繁忙期で帰る時間も遅いので、帰宅して家のことをこなしてから、理論暗記をしたりして寝るの繰り返しです。また会社に19時まで開いているカフェテリアがあるので、16時半で仕事が終わる閑散期は、退勤後すぐにそこに行って勉強をしてから、帰宅しています。個室もあるので、集中して勉強ができるんですよね。
吉川:自分は、教室での授業と通信制の両方ある予備校に通っています。令和会計社に入社した最初の4カ月間は、週3回通学して授業を受けていました。平日の仕事終わりに2~3時間ずつと、土日の夜に3時間の通学コースを受講していましたね。今は繁忙期で帰りが遅くなることもあるので、通信で受講を続けています。また令和会計社には、始業時間をずらすことのできる制度もあるので、春からは朝に1時間ぐらい確保して勉強をしようと計画しています。
横山:入社時と毎年3月に、スタッフに希望の勤務時間を聞いています。つまり1年に1回勤務時間を選べることになっていまして、8時45分~16時半、9時15分~17時、9時45分~17時半、10時15分~18時の中から選べます。
16名の合格者を出せたわけ
2023年の税理士試験では多くの合格者が出たそうですね。
横山:2023年は、科目合格者も含めて16名合格という結果でした。過去にここまでの結果が出たことはなく、本当にうれしかったです。実を言うと、分社直後の年の試験はひとりしか受かりませんでした。元々250名規模の会社でやっていたのが、先ほどもお話ししたように37名になり、明らかに人手不足でした。繁忙期は誰か倒れてしまうのではというくらい忙しく、勉強時間にあてる時間もなかったと思います。
その反省もあり、分社後に我々管理部門が最も力を入れたのが採用なんです。人手が足りない苦しい時期にがんばってくれたメンバーに報いるため、新卒や経験者の採用をがんばろうと、この3年間やってきました。その結果として、おふたりのような良い方にご入社いただき、またある程度業務の標準化もできたことが、今年度の合格結果に結びついたんじゃないかと思っています。
なるほど。若い吉川さんから見て、社内はどんな雰囲気ですか?
吉川:先ほどお話ししたように未経験で入社したので不安もたくさんありましたが、先輩は優しく接してくれますし、質問したいこともすぐに聞け、的確なフィードバックがもらえます。正直求められるハードルはけっこう高いので、1人で悩むと追い込まれて逃げ出したくなることもあるかもしれません。その意味でも、上長が細やかにフォローしてくださる環境はすごくありがたいです。
横山:業界全体の傾向としてもそうですが、未経験者や資格取得中のスタッフを育てていこうというのはありますよね。いまいるスタッフの45%が新卒採用で、その割合は税理士法人としてはけっこう高い方なのではと思います。新人が入ることにより、それまでいたメンバーに自分が先輩なのだという意識も生まれ、双方に好影響があると思うので、未経験者の新卒採用は今後も続けていきます。
具体的に、入社後の人材教育はどうされているのですか?
横山:人材教育には、資格取得の予備校の教材を使っています。弊社のクライアントが大企業・上場企業なため、法人税・消費税の知識を多用します。入社後、1ヶ月ぐらいそれに関する研修をきっちり受けてもらい、基礎知識をある程度身につけた上で、現場に出てもらうというフローにしています。
女性の働きやすさについて
篠田さん、子育てをしながら税理士試験の科目合格を実現した秘訣もぜひ聞かせてください。
篠田:税理士試験は子供が小学生の頃から挑戦していましたが、小さま子供がいながらでは難しかったのが正直なところです。なので個人的には、子供がある程度大きくなって子育てが落ち着いてから試験に挑戦するのをおすすめします。実際私も子供がいま大学1年生で、合格できたのは子育ても終わりかけの時期だったので。とはいえ食事の用意などの家事はやっていたので、自分の時間をどう作るかは本当に苦労しました。もちろん家族の協力も必要ですし、とにかくすき間時間の作り方を工夫しましたね。
あと令和会計社では、この時間までには帰りたい、お昼休みは勉強をしたいといった宣言をすれば、それが実現できます。今はそうして時間を作り、とにかく30分でもいいから勉強をして、1日でも勉強しない日がないよう継続的にがんばっています。それができるのが、令和会計社だと思います。
単純に、子育てをしながら働いている方へのサポートもあるのでしょうか?
篠田:息子が、卓球部の試合でいいところまで勝ち進んだことがあったんです。いつも弱くて1回戦目で負けていたのに(笑)、なぜかその日は勝ち進み、突然息子から「試合を見に来て欲しい」と連絡が来まして。入社したてでまだ有給休暇がない時期だったこともあり、正直難しいなと思いつつ、勇気を出して上長に事情を話したら、中抜けのOKがもらえました。これまで働いてきた中で、子供の用事で中抜けを認めてもらえたのは初めてでしたし、無事試合を見ることができて、本当にうれしかったです。また、子供が急なケガをして病院に連れて行かないといけない時も、申請をすれば快く行かせてもらえます。周りのメンバーも、試合なら「がんばって」と応援してくれますし、ケガの時は「大丈夫?」と声をかけてくれるので、子育てに理解があり、働きやすい職場だと毎回実感しています。上長や同僚のみなさんには感謝しかありません。
横山:私も、入社後に出産で育児休暇を取得し、そこから復帰をしたのですが、私の時点で累計40人ぐらいのママさんたちが同じ道を辿っていました。その先輩たちが、「結婚・妊娠したから辞めるというのは、もう当たり前じゃない」という前例を示してくださっていたので、私も結婚や妊娠をしても何の不安もなく会社にいられました。そして、自分もそうした経験をしたからこそこれから結婚や出産するスタッフを応援していきたいし、キャリアを諦めることなく続けて欲しいですね。在宅勤務など、会社でできる限りのことはサポートしたいと思っています。ちなみに私の子供が保育園の頃はまだ在宅勤務の制度がなかったので、子供が発熱したら急いで病児保育の予約を取り、お弁当と着替えセットを用意してと、当時はすごく大変でした。でもいまは、在宅勤務に切り替えて仕事ができます。在宅勤務導入のきっかけはコロナでしたが、今後も継続していきたい制度のひとつですね。
ちなみにスタッフの男女比はどれくらいなのでしょうか?
横山:男性が6、女性が4くらいです。業界的には女性の比率が割と多い方だと思います。現在は1から5までの事業部と管理部門がありますが、どこにも必ずママさんがいますし、育休を取っている男性マネージャーもいます。
勤務時間や福利厚生について
真ん中が管理部マネージャーの横山由季さん
繁忙期とそれ以外の時期でどれくらい違うのかも含め、何時頃退勤をしていますか?
吉川:新入社員だったのもあると思いますが、昨年までは17~18時くらいに退社していました。月の残業も10時間以下で、ほとんど残業なしといっていい状況でした。
吉川さんの1日のスケジュール(繁忙期以外)
横山:繁忙期に入ると退社時間は22時や23時、正直日をまたぐこともあります。でもそれが長く続くわけではないので、ずっと辛いみたいなことはないというのはお伝えしておきたいです。
篠田:入社したての時期は、16時半の定時で上がっていました。ただ繁忙期前に私の隣にいた方が退職をされて、その業務を引き継いだあたりからは、正直残業時間は増えました。全ての業務が初めてで、要領良くできないのもあり、けっこう残っていましたね(笑)。ただそれでも、20〜21時頃までです。「家のことをやらなければならないので、遅くまでは残れません」と伝えているので、「なぜ業務が終わっていないのに帰るの?」という空気もありません。その分私は朝7時に来て、夜できなかった業務を消化しています。朝も残業がつけられるので、その制度をうまく使うことで業務を回せているかなと思います。
篠田さんの1日のスケジュール(繁忙期以外)
横山:会社全体でいうと、1月は大半のスタッフの残業時間がどうしても45時間を超えます。法定調書や償却資産税など、年末年始の業務が全体で1,000件ぐらいあるので、それを捌くのに苦労しています。ただ近年、RPAの導入などで着実に残業時間は減ってきてはいます。
吉川さんは就職を機に東京に引っ越しされたそうですね。住宅手当やランチの補助もあると聞いているので、それについても聞かせてください。
吉川:住宅手当と食事補助はフル活用しています。住宅手当は、直線距離で会社から5キロ圏内だと、月に4万円の補助が出ます。僕は会社から家まで電車で15分で、通勤は毎日のことなので、自分としてはかなり大きいです。ランチ補助の方は、基本的に週2日利用しています。お昼に何を食べるかを考えるのが面倒な時もあるので、社内で完結できるのは楽ですね。メニューを自分で選んで食べられますし。
ランチのメニュー例
篠田:WELBOX(ウェルボックス)という選択式の福利厚生サービスもあって、レンタカーを借りたり、特別価格でホテルに泊まれたりするので、家族で利用しています。あとは会社がジャイアンツの年間オフィシャルサポーターで、定期的に野球のチケットがいただけるので、リフレッシュさせてもらっています。
税理士法人令和会計社の求人
科目合格で変わったこと、これからできるようになりたいこと
科目合格をして、どんなことが変わりましたか?
篠田:自分の発言に自信が持てるようになりました。以前は人前でしゃべっていても、他の人の方がもっと詳しいんじゃないかと不安でしたが、合格したことで自信を持って、「私が持っている知識はこれです。足りていないものはありません」という感じで、クライアントとのやりとりや社内ミーティングで発言ができるようになりました。
他に、入社してできるようになったことはありますか?
吉川:Excelですね。社内にExcelのエキスパートがいて、その方にアドバイスをもらいつついろいろ覚えました。当初は全く触ったことがなかったのですが、ネットや本でマニュアルを読むより、実践で触ることではるかに伸びたと思います。
篠田:令和会計社では、Excelを巧みに使っています。他の会計事務所ではソフトを利用したりするところを、数式や複雑な関数を使った独自のExcelファイルを使用しているのを見て、いつもすごいと思っています。
あとは例えば「思慮いたします」のようなあまり使ったことのない表現がメールで飛び交っていて、入社当時は衝撃を受けました(笑)。連絡はほぼメールがメインなのですが、みなさんの文章力や文章構成力がすごく高いのを実感しています。
横山:お客様には大企業・上場企業の経理の方がいて、頭の回転が速くて優秀な方が多いので、うちとしてもそのレベルに合わせていきたいところはあります。
これからできるようになりたいことはありますか?
吉川:いまは作業者として資料を作る立場なので、まずは作成した成果物をチェックしたり管理したりといった目線も持ちながら、業務に努めていけたらと思っています。
篠田:申告書の確認段階で指摘されることがまだまだ多いので、完璧にミスなくひとりで仕上げられるようになりたいですね。また税務の論点に関して自分から条文を調べにいく力や、クライアントが知りたいことが何かをよく考え、適切な対応ができる力も身に付けたいですね。
最後に
では最後に、令和会計社の求人への応募を検討している方にひとことお願いします。
吉川:繰り返しになりますが、正直求められるレベルはけっこう高いです。実際、私も未経験で入社し、自分の実力との乖離を感じる部分も多々ありましたが、その点でも社内のサポートは充実しています。手助けをしてくれる方が周りにいるので、自分から質問をするような能動的に動く姿勢や向上心があれば大丈夫です。むしろどんどん挑戦ができます。
篠田:一般的な会計事務所と違って、ファンドやSPCに強みを持っているので、そうした業界を知ることができるのもすごく刺激的です。またクライアントが大企業なので、その意味でのやりがいもあります。私も、チャレンジしたいという気持ちがある方にはとても良い環境なのではと思います。周りのみなさんがしっかりサポートしてくださるので、自分は成長していくのみだと思えますし、とにかく何か新しい知識を得たいという方にとっては良い環境だと思いますね。
ご紹介先企業・法人特集
- 税理士法人令和会計社
●設立
2019年7月●所在地
〒103-6117
東京都中央区日本橋二丁目5番1号 日本橋髙島屋三井ビルディング17階
Profile レックスアドバイザーズ
公認会計士・税理士等の有資格者をはじめとする会計人材専門特化した人材紹介会社。
■公認会計士・税理士・経理の転職サイトREX
https://www.interview-adv.jp/
■株式会社レックスアドバイザーズ
https://www.rex-adv.co.jp/
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