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経理の転職に求められるスキルを解説~転職を有利にするスキル・経理のスキルアップについて~

更新日:2022.05.26

経理の転職お役立ち情報

経理に必要なスキルや資格

「経理の転職に求められるスキルって何?」
「経理の転職で有利になるスキルは?」

 

本記事をお読みのあなたは、このような悩みを持っているかと思います。

日々の仕事などで時間に余裕なんて持てないですよね…

しかし、今回紹介する、経理の転職に求められるスキルを身に付ける方法を実践すればあなたの悩みは解決されるはずです!

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経理の転職に求められるスキル

経理の転職に求められるスキルには、主に以下のようなものがあります。

 

  • 資格
  • パソコンスキル
  • コミュニケーション能力

 

他にも、仕分け業務や決算業務といった、経理職としての実務経験も転職では有利なスキルとなります。

資格

経理の転職では、資格を持っていることが有利に働きます。
資格は一定水準のスキルや知識を持っていることを保証してくれるので、雇用する側からすると、非常に分かりやすい判断材料です。
転職を希望する人にとっても、資格を持っていることはアピールポイントになるでしょう。
そのため転職をする際において、経理に関係する資格はとても重要なスキルです。

経理に関する資格には、

 

  • 日商簿記
  • 給与計算検定
  • ビジネス会計検定
  • 経理・財務スキル検定(FASS検定)
  • ファイナンシャルプランニング技能検定(FP技能検定)
  • 経理事務パスポート検定(PASS)
  • 建設業経理士検定

 

上記のような資格があります。
特に重要なのは日商簿記。
経理・会計資格の中でも最も有名な資格です。

 

日商簿記は1〜3級の3つに分かれており、転職時に有利になるのは1級と2級です。
日商簿記1級の取得は難易度が高くなりますが、税理士試験の受験資格も得られるため、将来的なステップアップにも役立ちます。

パソコンスキル

経理職はパソコンを使うことになりますから、転職時にはパソコンのスキルも求められます。
日々の業務のほとんどがExcelや会計ソフトを使った作業になりますので、パソコンのスキルや知識は必要です。
経理の実務経験があれば、パソコンでどのような仕事をしていたのか、という事もアピール材料になります。

 

経理未経験の場合は、どれくらいExcelを使えるのか、しっかり伝えられるようにしておきましょう。
MOS(マイクロソフトオフィススペシャリスト)の資格を取得しておくと、最低限のパソコンスキルを持っていることを証明できます。

コミュニケーション力

経理の転職には、コミュニケーション能力も求められます。

 

経理の仕事はチームワークが大切になりますし、他部署とのコミュニケーションも必要です。
「誰とでも仲良くなれる」というような優れたコミュニケーション能力が必要なわけではありませんが、「報告・連絡・相談」など、仕事に必要なコミュニケーションを取れる人材のほうが転職時は有利になります。

経理管理職の転職に求められるスキル

経理管理職の転職には、一般職に求められるスキルに加えて、さらに多くのスキルが求められます。

 

  • マネジメント力
  • 経営感覚
  • コミュニケーション力

 

これらのスキルを持っていることが求められ、また持っていることがアピールポイントにもなります。

マネジメント力

管理職の最も重要な仕事の一つは、組織のマネジメントです。
組織としての目標を立て、管理・運営し、目標を達成させる能力が必要とされます。
目標を達成させるための業務の分担・仕事の割り振り、工程管理・進捗管理、他部署との調整、人材育成など、仕事内容は多岐に渡ります。

 

転職時のアピールには、実際にチームを率いてどんな実績を上げたのか、どれくらいの規模のチームをマネジメントしていたか、ということが重要です。

経営感覚

経理の管理職には経営感覚も必要となってきます。

 

経理の管理職であれば、全体の資金や利益、コストなどお金の流れを把握して業務を行う必要があります。
さらに会社の収益や費用から、経営の方向性を示していくことも重要です。
お金の流れを把握し、決定することは、経営の本質とも言えます。
そのため、経理の管理職には経営感覚も求められるのです。

コミュニケーション力

経理の管理職には、リーダーとしてのコミュニケーション力も必要です。

目標を達成させるためのチーム作りや、人材の育成、他部署との連携など、自分がプレイヤーとして働いていた時よりも交流の幅も広がります。

上司や部下、他部署の社員など、仕事で関わる様々な人たちと、いかにしてビジネス上の信頼関係を築いていくかが重要となるでしょう。

経理がスキルアップするには

やみくもに転職をくり返してもスキルアップにはなりません。
それではステップアップ・キャリアアップに繋がりませんし、収入のアップも見込めないでしょう。

 

経理が転職でスキルアップしていくためには、どうすればいいのかを考えていきます。

経理を3年以上経験する

経理としてスキルアップしていくには、実務経験が重要です。

 

転職時に経験者として即戦力採用されるには、3年以上の経験が必要となるでしょう。
実務経験が短いと経験者として見なされず、経理未経験と同じ条件での採用となってしまうこともあります。

 

未経験から実務経験を積むには、派遣社員として経理の仕事をしたり、比較的募集の条件が緩やかな中小企業での採用を目指すことも考えてみましょう。

資格を取得する

資格を取得することで、経理としてのスキルアップに繋がります。

 

経理の転職時で特に必要とされるのが、日商簿記2級以上の資格です。
経理職としてキャリアアップを目指しているなら、取得しておくべき資格の一つです。

 

またビジネスシーンでの英語力の需要はますます高まっており、それは経理職も例外ではありません。
英語資格があれば、それだけキャリアアップのチャンスは広がります。
TOEIC・IELTS・英検など、英語力をアピールできる資格も、経理のスキルアップにとって大切です。

ITスキルを身に付ける

経理の仕事にはパソコンが必須です。
そのためITスキルを身に付けることも、経理のスキルアップになります。

 

まずは、パソコンやタブレットなどの基本的な操作は習得しておきましょう。

 

そして重要になるのは、会計ソフト、Excel、Word、PowerPointを使いこなすスキルです。
日々の業務で使う事の多い会計ソフトとExcelの操作は、特に重要となります。
Excelで業務の改善・効率化ができると、それだけ仕事の処理も速くなり、評価に繋がるでしょう。

プレゼンテーション能力を身に付ける

プレゼンテーション能力を身に付けることも経理のスキルアップになります。

 

普段パソコンに向かって作業することの多い経理職ですが、プレゼンの機会が全くないわけではありません。
他部署と比較すれば経理がプレゼンをする機会が多くないというのは事実です。
また、プレゼンが得意、プレゼンが好きという経理職も多くはないでしょう。

 

しかし、それだけにプレゼンができる経理というのは貴重で価値があります。
スキルアップのために、プレゼンの場面があれば積極的に手を挙げて経験を積んでいくことも大切なことです。

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まとめ

経理の転職に求められるスキル、転職で有利なスキル、スキルアップに必要なことについて説明しました。

 

経理の転職には主に資格・パソコンスキル・コミュニケーション力が求められます。
また、経理管理職の転職にはマネジメント力、経営感覚、コミュニケーション力といったスキルが重要になります。

 

転職時に求められるスキルを身に付けて、転職を有利に進めていきましょう。

Profile レックスアドバイザーズ

公認会計士・税理士等の有資格者をはじめとする会計人材専門特化した人材紹介会社。
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