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fp&aとはどんな職種?主な役割や必要なスキルも要チェック!

更新日:2024.12.18

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fp&aとはどんな職種?主な役割や必要なスキルも要チェック!

fp&aとはどんな職種なのでしょうか。

世の中にいろんな職種がありますが、fp&aは初めて聞くという人が多いかもしれません。

一体どんな職種なのか、どんな役割・仕事内容なのかを解説します。

fp&aとは

fp&aとはどんな意味で、どのような意味で使われているのでしょうか。

まずはfp&aそのものについて解説します。

Financial Planning & Analysis(ファイナンシャルプランニング&アナリシス)の略

fp&aとは、Financial Planning & Analysis(ファイナンシャルプランニング&アナリシス)を略した言葉です。


業務管理および財務計画の立案などを行う職種、もしくは業務を意味します。

fp&aが経営者や事業部門長の意思決定をサポート。

財務などから情報提供する役割を担います。


fp&aは日本企業で需要拡大が予想され、今後どのような成長を見せる職種なのか今から楽しみな職種です。

fp&aの将来性とは

2015年にコーポレートガバナンス・コードが適用され、不正や不祥事を防止の上、健全な経営を行う重要性がますます高まりました。

それに伴い、fp&aも注目を集めるようになったのです。

 

グローバルな情報化社会、AIの進化によって、ますます経営は複雑化し、コンプライアンスの重要性も増している昨今。

 

fp&aは会計や財務の専門家です。

なおかつ、ステークホルダーや顧客の立場に基づいて情報をわかりやすく説明できます。

企業の意思決定にも影響を及ぼす存在であるため、今後需要は高まっていくと考えられるでしょう。

 

ファイナンシャルプランナーの将来性についてはこちらの記事もご覧ください。

ファイナンシャルプランナーの将来性は?今後の需要について解説

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fp&aが行う主な仕事とは

fp&aが行う仕事内容とは何か見ていきましょう。
財務状況を分析して経営方針をアドバイスしたり、収益モデルや価格設定モデルを構築したりすることについて解説します。

仕事内容は多彩です。

fp&aの可能性の高さを感じられるでしょう。

財務状況を分析し経営方針をアドバイスする

fp&aの役割は会社全体または事業単位で、財務状況を分析して管理し戦略を立てることです。


言い換えれば財務状況の分析後、経営や事業をどのように展開するのかをアドバイスします。

まるでコンサルタントのようなサポートで、企業のビジネスを良い方向へと進めてくれるアドバイザーのような役割です。

fp&aが強力な後ろ盾となって、困難なビジネスでもうまく展開できるようになるのが期待できます。

収益モデルや価格設定モデルを構築する

fp&aAでは売上とコストを予測・管理し、収益モデルや価格設定モデルを構築できます。
収益性の高い事業の成長を手助けし、キャッシュフローや株主の投資に対して利益還元の最大化を実現できるようサポートします。


それらのサポートを得るために、fp&aを頼ることが当たり前な時代が到来する可能性もあります。

 

他の職種でできないことをできるとなれば、fp&aを活用したいと考える企業が続出しても不思議ではありません。
激しいビジネスの競争を勝ち抜くには、fp&aのような斬新な業務で企業の力になることも大切です。

 

管理会計についてはこちらの記事もご覧ください。

【初心者必見!】管理会計の仕組みをわかりやすく簡単に解説

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fp&aに必要なスキル

fp&aに必要なスキルとは、どのようなものなのでしょうか。


管理会計に関する深い知識、ビジネス英語のスキルなど、fp&aが業務で使用するスキルがたくさんあります。
高いコミュニケーション能力やITスキルについても知っておきましょう。
損益分岐点分析など、管理会計に関連するツールが使えることもfp&aに求められています。

管理会計に深い知識が必要

fp&aには管理会計の知識が不可欠です。


自社の経営を分析したり、施策の策定などが要求されるからです。
会社に影響を与える問題を適切に評価するために、財務諸表の全項目を理解する必要もあります。

管理会計に詳しくないとできない業務ですが、FP&Aだからこそできる業務を象徴していることにもなっています。

 

損益分岐点分析など管理会計に関連するツールも、FP&Aが使いこなさなければなりません。
さらに分析で得られた結果などを考慮し、意思決定することも必要です。

各ツールの結果を分析する理解度の高さが、FP&Aに求められていることであり、業務の成功の鍵を握ります。

 

自社の経営分析などが難しい企業が、外部のFP&Aに代行依頼するケースが出てくるかもしれません。
会社への問題評価にしても、すべて自社で行うのは骨が折れることもあるでしょうし、そのような苦労をFP&Aに委ねることも、ビジネスをスムーズに進行させるコツです。

ビジネス英語のスキル

日系企業ではfp&a部門の設置数が少ないため、現在は外資系企業での採用が多く、ビジネス英語のスキルが業務で欠かせません。


財務報告書等のレポーティングも英語で行う可能性が高いため、ビジネス英語で財務報告書の内容を理解したり、コミュニケーションを取る必要性が出てきます。
丁寧な表現が求められるビジネスの場において、ビジネス英語を習得することが、fp&aの未来を切り開く武器と言っても過言ではありません。

 

IFRSなど国際会計基準の知識も習得すれば、より多くの仕事を獲得しやすくなり、ビジネス英語と合わせたビジネスチャンスを広げることにも繋がります。

fp&aに携わるのであればビジネス英語だけでなく、US-GAAPの知識習得にも励みましょう。
より豊かなビジネススタイルの構築を目指すのも、新たな可能性に挑戦するきっかけになりますよ。

高いコミュニケーション能力

fp&aの場合データの分析結果を基に、今後の経営や理想的な事業展開を解説するプレゼンテーション力も要求されます。


プレゼンテーションで、経営陣や関連部署と議論する必要があるため、相手の気持ちに働きかけて能動的な行動を促せるよう、高いコミュニケーションスキルもfp&aに欠かせません。
いつの時代でもコミュニケーション力は生きていく上で欠かせませんし、ビジネスで成功の道を切り開くための手段としてもなくてはならない重要スキルです。

ITスキル

fp&aには、分析やデータ管理で使用するソフトウェアやシステムなど、ITツールを使用するためのスキルも不可欠です。


近年ほとんどの企業でデータの入力・集計などがシステム化されていて、データ分析にAIが多用されています。
システム化やAIの仕組みを理解することが、ITスキルを活用する上で決して外せない必須条件です。

 

我が国がIT社会と呼ばれるようになってから、すっかり馴染み深い言葉となり、いかに私達の社会にITが浸透しているのかを明確にしています。
だからこそ、fp&aにもITスキルを活かすべきという風潮が叫ばれるようになったのが頷けます。


IT社会という名の時代の波に乗り、ビジネスの活路を見出していくことも、我が国の輝かしい未来を構築するための手段と言っても大げさではありません。

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まとめ

fp&aとはどんな仕事か、その内容や必要なスキルなどを解説しました。


経営方針をアドバイスしたり、収益モデルの構築など、fp&aでは可能なことが多いのも魅力です。
ITスキルも要求される職種でもあるので、今後もIT社会のさらなる拡大を予測して、高いITスキルを習得することもfp&aに求められています。
fp&aのことを知り、ぜひこの職種にチャレンジしてみてください。

Profile レックスアドバイザーズ

公認会計士・税理士等の有資格者をはじめとする会計人材専門特化した人材紹介会社。
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